ウフィツィ美術館、夜間オープン
7月3日、フィレンツェのウフィツィ美術館の夜間オープン・イベントがありました。
通常の開館時間が終了してから、19:00~22:00に開館になり、入場料は1ユーロ。
情報をききつけたフィレンツェ市民、観光客が列を作りました。
私もそのうちの一人。
18:30から並びましたが、すでに長蛇の列😨
まだ太陽が出ている時間で、暑い🥵
マスクでさらに暑い🥵
辛抱強く待ち、やっと19:00になり列が動き始めました。
制限をしつつの入場なので、列が進むスピードもゆっくり。。
友人たちと一緒じゃなかったら、へこたれていました。。
待つときにいつも思うのですが、イタリア人は辛抱強い!
どこが入口でどこが最後尾かわからない状態の列で、文句もいわずに静かに並んでいます。
アフターコロナでは、もっと辛抱強くなった気がします。
ロックダウンのときは、スーパーに入場するのも1時間待ちとかでしたからね。。
さて、やっと美術館に入場できたのは20:15。
まずは、チケットを1ユーロで購入して、入口へ。
入口では、検温と荷物検査。
1時間半以上待って、ここで熱があって入場できなかったらかなりショックです。
まあ、熱がある人なら、暑い中、1時間半も立って待つことはできないでしょうけど。。
途中で、気分が悪くなって倒れた女の子もいました。
その子が倒れたとたんに、近くに並んでいた2人の若いイタリア人がすぐにかけつけて、手当てをしていました。おそらく看護師とかなのでしょう。
こんなときもイタリア人は、すばらしいです。どんなどきでも、弱い人、困っている人をさっと助けてくれます。
気分が悪くなった女の子は、入場するころには復活して、無事入場していました。よかった。
いままでは、入場すると、すぐに3階にのぼるようになっていましたが、現在は地下1階にいったん降りてから、新しくできた廊下をぐるっと回り、また地上に戻り、3階に上るようになっています。
館内は、かなり混んでいました。
そして、無料の日や、1ユーロの日は、けっこううるさいです。
みんなあれやこれやと話をしながら鑑賞しています。
係員が「静かに!」と何度も叫んでいましたが、全然静かになりません。
そんなところは、かなり自由なイタリア人。
コロナ以降、ウフィツィ美術館では、動画を撮影することが禁止されました。
写真撮影はOKですが、撮影した写真をウェブ上でシェアすることが禁止されました。
ウフィツィ美術館自体が、オンラインでいろいろとサービスを始めたので、納得ですが。
というわけで、撮影した作品の写真をここに載せることはできませんので、窓からの景色↓↓
3階から↓↓夏の夕暮れがキレイです。
2階に降りたころには暗くなっていました↓↓
昨年は、コロナの影響で訪れることができなかったウフィツィ美術館。
約2年ぶりのウフィツィ美術館に感動。
有名な作品の前には、人がたくさんいたので、それら以外の作品を重点的に鑑賞して、充実した時間になりました。
22:00までとはいえ、21:30には「退場してください!」と非常ベルのようなサイレンがなり、追い出されたので、鑑賞時間は約1時間でしたが。