コロナ感染追跡アプリ
新型コロナウイルスの感染を追跡することができるアプリが発表されました!
イタリア政府が提供する「インムーニ」(Immuni)と呼ばれるこのアプリ。インストールしているユーザー同士が接近した際に、ブルートゥースを通してコードを交換することで記録を作成します。そして、感染者との接触が判明すれば、接触者に通知されるという仕組み。
通知されると、自主隔離や検査を行うなど、迅速な対応が可能になるので、感染拡大を防ぐことができるというものです。
インストールは義務ではなく、任意です。
誰が接触したのか、どこで接触したのかは特定できない仕組みになっているそうです。
それでも、発表される前から、
「プライバシーが侵害される!!」
という懸念の声が多数あがっていて、問題視されていました。
アンドロイドを提供するグーグルも、iOSのアップル社も個人情報についての問題はクリアしたようです。
私もインストールしようと、アプリの画面を見たら、すでに100万人以上がインストールしていると表示されていました。
インストールしようと思っていた矢先、今日、私の好きなジャーナリストのテレビ番組「レポート」で、このアプリを取り上げていました。
それによると、「ブルートゥースの距離判断は正確ではない」という検証結果が出たのです。
このアプリは、位置情報ではなく、ブルートゥースでユーザー同士の距離を測る仕組みになっていますが、そもそもブルートゥースはスマホの角度や、障害物の有無で数値が異なってくるというのです。
本当は1.5メートル離れているのに、お互い背中を向けたり、スマホの持ち方を変えることで、ブルートゥースは7メートル、10メートルと感知していました。
ブルートゥースにそのような弱点があるなら、このアプリも誤作動して、多くのニセの感染者や非感染者を作り上げてしまうことになります。
そんなに不確かなアプリなら、インストールしなくてもいいやという気になってきました。
大好きなジャーナリストが熱弁していたということもありますが(ミーハー💦)。テレビって影響力ありますね。。
もう少し様子を見て判断しようと思います。