イタリアで美活

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ワクチン接種

コロナワクチン2回目接種しました。レストランでもワクチン必須に

先日、コロナワクチンの2回目を接種してきました。

イタリアでは、1回目と2回目の間隔は、6週間となっています。

1回目の予約時に、自動的に2回目の日にちが決まり、同じ場所、同じ時刻で設定されます。

私が2回目の接種を受けに行った場所は、1回目と同様、フィレンツェの大会場のイベントホール(上の写真)。時刻も1回目と同じ21時15分。

1回目で受付の流れがわかったので、2回目はソワソワすることなく、行くことができました。

入口を通り、検温→受付→ワクチンメーカーごとの受付(私はファイザー)→接種→登録→15分待機。

1回目同様、スムーズで、入ってから出てくるまで30分程度でした。

2回目は1回目より副反応がおこりやすいといわれていますが、私の場合は1回目とほぼ同じでした。

針を刺されたところが少し痛い程度。

当日も翌日も翌々日も、そのほかの副反応は出ませんでした。

「2回目が終わった~」と思っていた矢先、イタリアでは、8月6日から、屋内のレストラン、バール、映画館、劇場、スポーツジム、美術館、そしてイベントに行くためには、「グリーンパス」が必須となることになりました。

「グリーンパス」とは、少なくとも1回目のワクチンを接種している証明書、またはコロナ感染から回復した証明、またはPCR検査の陰性証明となります。感染から回復した証明は6か月有効、PCR検査の陰性証明は48時間有効です。

違反した場合は、施設と利用者に400~1000ユーロの罰金が課されます。

イタリアでは、7月24日現在、1回目のワクチンを接種した人は人口の59%、接種が完了した人は49%となっています。

もはやワクチンを接種していない人のほうが少数派になりつつあります。

ワクチンの接種は自身の考えで、接種するか接種しないかを決定すべきだと思います。

でも、ワクチンを接種していない人はPCR検査の陰性証明が必要となると、支障が出てくることが多々あります。

レストランでは、屋外であればグリーンパスは必要ありません。

バールもカウンターで立ち飲みするだけであれば、グリーンパスは不要です。

イベントや劇場などは毎日行くわけではないですし、その際はPCR検査を受けるとしても、ジムに定期的に通っている人でワクチンを接種していない人にとっては、そのたびにPCR検査を受けるのは非現実的です。

ちなみに、ワクチン証明書は、アプリで簡単にQRコードを取得できるようになっています。
または、サイトからダウンロードして印刷するか、薬局またはホームドクターにたのんで印刷してもらうこともできます。

さまざまな場所でグリーンパスが必須になったことを受けて、イタリア中で、ワクチンの予約が倍増したということです。

州によってはいままでの5倍の予約があったということですから、受けようとは思っていたけど先延ばしにしていた人への後押しになったことは間違いないです。

その反面で、ワクチン反対派の人たちのデモもおこっています。

本当にコロナは、人を分断させます。

私はワクチン接種が完了して社会的拘束はなくなったものの、1日でも早く平和で安全な世の中になるように祈っています。

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