フィレンツェもロックダウン
3月29日からフィレンツェもロックダウンになることになりました。
ミラノやヴェネツィア、ローマなど、現在、イタリアの約半分は、ロックダウンになっています。
フィレンツェは、ロックダウンから免れていましたが、とうとうロックダウンになります。
イタリアでは、現在、毎週金曜日に感染者数の数字をまとめて、1週間の感染者数が人口10万人につき、感染者が250人以上になるとロックダウンになります。
トスカーナ州は、人口10万人につき、感染者が251人という統計になったのです。
1人超えただけでも数字は数字。
1週間はロックダウンです。
そして、次の金曜日に250人を下回っていればロックダウンの緩和が検討されます。
ただし、4月4日が復活祭のため、4月3日~5日はイタリア全土がロックダウンになるとあらかじめ決まっていたので、4月5日までは完全にロックダウンです。
トスカーナ州のほかには、ヴァッレ・ダオス州とタカラブリア州があらたにロックダウンになります。
ローマのあるラツィオ州は、現在はロックダウンですが、3月30日から緩和されることになり、小売店舗が営業できることになります。
赤い州がロックダウンです↓↓↓↓
フィレンツェは、明日3月29日からロックダウンということで、食料品店、薬局、生活必需品の店舗以外はすべてクローズになります。
美容室も休業になります。
不要不急の外出は禁止となり、外出する際は外出理由を明記した自己申請書を携帯しなくてはいけません。
フィレンツェの完全ロックダウンは、クリスマス以来です。
今回のロックダウンは、飲食店のテイクアウトは許可されていますので、テイクアウトも禁止だった1年前のようなゴーストタウンにはならないですが、街は静かになるでしょう。
1か月ほど前から、フィレンツェもロックダウンになるかも、といわれていたので、人々は驚くこともなく、「しかたない」という様子です。
ロックダウン前日の今日は、日曜日ということもあり、最後の自由を楽しむ人たちが街なかにあふれました。
私も、最後の買い物を済ませ、明日から引きこもり生活です。といっても、私はもともと引きこもり生活ですが。。