イタリアで美活

フード、ワイン、ヘルシーライフ
フィレンツェドゥオモのクリスマス飾り

コロナ禍のクリスマスはいかに?

12月に入り、イタリアでは「今年のクリスマスはどうなるか?」という話題でもちきりです。

 

イタリアはカトリックの国ですから、クリスマスは年間で一番重要な行事です。

 

 

イタリアでは、クリスマス当日の25日と、翌日の26日が祝日です。

イブの24日の夕食、クリスマス当日の25日の昼食、翌日の26日昼食が「クリスマスの食事」となります。

家族で過ごすのが一般的で、親戚も集まり、大人数での食事になります。

10人以上の食事もまれではありません。

コロナ禍、何人まで一緒に食事ができるのか?移動はどこまでできるのか?レストランを利用することはできるのか?

食事ひとつとっても規則を定めないと大変です。

 

 

 

イタリア全土で22時以降は外出禁止なっていますが、クリスマスのミサは0時におこなわれます。

0時のミサはどうするのか?

例年、教会は人でいっぱいになりますので、これも規則が必要です。

 

 

 

12月3日に首相令が出る予定です。

その内容がすでに発表されています。

 

  • 現在ロックダウンになっている州は、12月4日から緩和され、レストランは18時まで営業することができ、商店は営業することができる、ショッピングセンターも営業することができる
  • 22時以降は外出禁止
  • 県間の移動は禁止
  • 25日と26日は、レストランは営業禁止
  • 25日、26日は、市間の移動は禁止
  • 家での食事は、同居人以外とはしないことを強く奨励。
  • クリスマスのミサは、最終20時とする

 

 

 

クリスマス休暇、スキー場はにぎわいますが、イタリアのスキー場は閉鎖です。

イタリアでは、スキー事業は観光業の11%を占めます。
閉鎖となると打撃は大きいです。

でも、夏休みにビーチをオープンして、9月に感染者が急増して痛い目にあっていますので、なんとか食い止めたいところです。

 

スキーはビーチと異なり、イタリアだけの問題ではなく、ヨーロッパの問題です。

イタリアのスキー場は北イタリアで、オーストリア、スイス、フランスと国境を接しています。スキーをしに近隣の国に行くというのは当たり前のことなので、ヨーロッパ内での協議も必要です。

現在ヨーロッパ圏内なら自主隔離は必要ありません。しかし、オーストリアのスキー場は営業となるため、ヨーロッパ圏内からでもイタリアの入国する際は自主隔離が義務付けられます。

 

 

どんなクリスマスになるのでしょう。。

 

(トップの画像は、フィレンツェのドゥオモ内の花。クリスマスカラーです。)

 

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