フィレンツェもロックダウンの危機
イタリアでは、コロナ対策のために、州ごとに色分けされています。
レッドゾーン、オレンジゾーン、イエローゾーン、グリーンゾーンと分かれていて、レッドになるとロックダウンです。
フィレンツェのあるトスカーナ州は、イエローゾーンでしたが、11月11日からオレンジゾーンになることになりました😨😨😨
オレンジゾーンになると、飲食店はテイクアウトのみになります。
店内でもその周辺でも食べることはできません。
仕事上、健康上の理由、緊急時を除いて、ほかの市に移動することはできなくなります。
州をまたいでの移動は禁止になります。
11月11日からのイタリアの州ごとの色分けは↓↓
フィレンツェ中心街では、先週末に郊外から遊びにくる人たちであふれていたので、危機を感じていましたが、予想通りオレンジゾーンになってしまいました。
週末ショッピングセンターはすでに休業となっていましたので、ショッピングセンターをぶらぶらする人たちがフィレンツェ中心街にやってきたというくらい混雑していました。
ぶらぶら時間をつぶす人たちは、どこへ行くでもなく、広場で立ち話をしているのです。立ち話をする人たちで広場はいっぱい。
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イタリアでは、「法をつくれば、抜け道がつくられる」といわれています。
ショッピングセンターが休みだから、フィレンツェ中心街の広場で集まろう!
飲食店が18時に閉まるから、アペリティーボはその前にしよう(アペリティーボは通常18時以降にします)!
となります。
18時前にアペリティーボを楽しむ人たち↓↓
びっくりしたのは、朝6時に夕食をするというレストランが現れたことです。
飲食店は18時に閉店になっていたため、レストランで夕食ができない状況でした。したがって、朝の6時にディナーコースを提供するレストランが現れたのです。
朝の6時にパスタやお肉料理をワインとともに楽しむなんて、すごいアイディアだと感心してしまいました。しかも、お客さんが入るからすごいです。
市間の移動ができなくなれば、郊外からフィレンツェの中心街に遊びにくることもできなくなります。
飲食店がテイクアウトのみになれば、アペリティーボもできなくなります。
これで感染者を抑えることができるのでしょうか。
これ以上感染者が増えると、病院がパンク状態になります。
病院がパンク状態にならないようにという対策ですので、制限が厳しくなるのも仕方がないかなと思います。
レッドゾーンにはなってほしくないですが。。