一部営業再開?!~イタリアコロナウイルス状況~
今週から、フィレンツェは、本屋、子ども衣料品店、文房具屋は営業を開始してもよいことになりました。
でも、共和国広場にある本屋も、その近くにある子ども衣料品店も、シニョーリア広場に近い文房具屋もまだ休業しています。
店を営業する場合は、入場制限をしなくてはいけません。入店前に手の消毒をして、使い捨ての手袋を付けなくてはならないので、店側が消毒液と手袋を用意しなくてはなりません。
営業できる条件を満たすことが難しいということよりも、まだまだ油断できない状況なので、営業を見合わせているところが多いようです。
感染者数が右肩下がりになってきたとはいえ、毎日感染者が出ています。
フィレンツェ中心街の場合、お客さんがいないということも問題です。
私の家はドゥオーモからすぐなのですが、近所のパン屋さんは、営業しているものの、「お客様減少のため、13:00に閉店します。土日は休業します。」とドアに貼り紙がしてあります。
パン屋の近くのタバコ屋は、先々週まで午前中のみ営業していたのですが、先週からずっと休業しています。営業していたときも、オーナーは暇そうにいつも外でタバコを吸っていました(うちの窓から見えるので、時々見て観察していました。関係ないですが、タバコ屋さんのオーナーって、吸うタバコの数が本当に多いですね。)
フィレンツェの中心街のお店は、観光客に依存していたところが実に多いです。
昼間だと、家の周りにどのくらい人がいるかわからないですが、夜になると電気がつくので、「あ、あそこに人がいるんでいるんだな」というのがわかります。
私の家の周りは、窓20~30個につき、ひとつの窓に電気が灯っているくらいの割合です。
向かいは、B&Bが3軒あって、その他も建物まるごとツーリストアパートメントが多いのです。
中心街のお店が開くようになるのは、いつのことになるのでしょうか。