完全防備の歯医者
イタリアでは、ロックダウンの間、歯の治療は緊急時にしか行くことができませんでした。
歯石取りのためには行くことができなかったのですが、それも緩和され、今日歯科クリニックへ行ってきました。
待合室では基本的には待つことができず、予約の時間通りに行って、すぐに治療室へ入るという流れです。
治療室に入る前に、問診票の記入がありました。
- コロナウイルスにかかっていない
- 隔離の期間ではない
- コロナウイルスの症状がない
- ここ14日間コロナウイルスの症状がある人と接触していない
- ここ14日間コロナウイルスの感染者と接触していない
- ここ14日間、海外の渡航履歴がない
などなど、コロナウイルスに関する質問と、
- 熱が37.5度以上ではない
- 風邪をひいていない
- 咳の症状がない
- 呼吸器官に問題はない
- 筋肉に痛みはない
- 頭痛がない
- 口内の出血をしていない
などなど、健康状態に関する質問があり、最後に署名します。
手を消毒し、ビニール袋に鞄を入れ、使い捨て靴カバーをして、治療室に入ります。
治療室では、窓を開けていなくてはいけないそうで、外は32度だというのに、エアコンも付けず、窓を開けています。
歯医者さんと歯科衛生士さんは、防塵マスクの上にサージカルマスク、さらにフェイスシールド、ゴム手袋も2枚重ね、頭には医療用キャップ、そして医療用ガウンの完全防備でした。
すごい暑いと言っていました。
そりゃそうでしょう。。
歯科クリニックは、7月中旬から8月末まで夏休みになるので、もう少しの辛抱だ!がんばれ!
鞄用ビニール袋、靴カバー、ゴム手袋、キャップ、ガウンは、使い捨てで、それらの費用が10ユーロ(約1200円)加算されました。
ちなみに、歯石取りで通常50ユーロ(約6000円)です。なので、10ユーロプラスされて、60ユーロ(約7200円)でした。
日本だと2~4回にわけてやってもらっていましたが、イタリアでは1度で済みます。何度も行かなくて済むので、ラクです。その代わり、歯石取りに1時間弱かかります。
とっても丁寧にやってくれます。
私は痛みに強い方で、多少の痛みはがまんできるので大丈夫ですが、「痛かったら休憩するよ」と途中ちょっと休憩もできるようです。
ロックダウンの間、虫歯になったら大変と、いつもにも増してデンタルケアをしていたので、そのかいあってか、かなりいいコンディションと言われ、よかったです👍