アペリチェーナとは
「アペリティーボ」は食前酒タイムのこと。夕食の前に、ちょっと1杯飲みながら、つまみを食べることです。
夕食は、「チェーナ」。
アペリティーボとチェーナを合わせたものが、「アペリチェーナ」です。
アペリチェーナは、食べ物はつまみだけだけど、しっかり飲んで、時間的にゆっくりします。
食べ物は、チーズやハムなどの調理しないものや、あらかじめ作っておくことができるパテが主流です。
昨日、家に友人を招いてアペリチェーナをしました。
用意したのは、
- チーズ3種(フレッシュペコリーノ、ハードペコリーノ、牛&山羊&羊のミックスフレッシュチーズ)
- 生ハム
- イノシシのサラミ
- 鶏レバーペーストのクロスティーニ
- トマトのブルスケッタ
あと、フォカッチャのサンドイッチを5つほど買って、一口サイズにカットしました(写真を撮り忘れました、、)。
これで4人分。(サラミはおかわりしたので写真の倍量でした)
鶏レバーペーストは、朝に作っておいたもの。温め直しただけ。
トマトは小さい角切りにして、オレガノと細かく切ったオリーブを混ぜただけです。
イタリアの夕食は、たいてい20時ごろからスタートですが、アペリチェーナはアペリティーボの時間にスタートするので、18時~19時ごろ開始です。
夕食だとスタートが遅いのと、しっかり食事をするので、友だち同士だと0時近くになることも多いです。
でも、アペリチェーナは、21~22時くらいには終わるので、翌日早い日でも気軽にすることができます。
昨日も、21時半には終了しました👍
食べるものより、飲む方が重要なので、ワインは充分に用意します。
飲んだのは、モンタルチーノの白ピノグリージョ、モンタルチーノのライトめのサンジョヴェーゼ、前日の残りのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。
デザート(買ったもの)とデザートワインを合わせてシメ。
アペリチェーナは、準備するのがラクだし、片付けるのもラク。
おなかもいっぱいになりすぎないので、胃もラク。
夕食だと長々と話してしがいがちですが、アペリチェーナだとダラダラならずに終了できるのもスマートでいいなと思います。
といった具合にいろいろな面でメリットのあるアペリチェーナ。
楽しく美味しく過ごせました♡