イタリアの定番クリーム「ザバイオーネ」【レシピ】
イタリアのお菓子に欠かせないクリーム「ザバイオーネ」。
スポンジケーキのクリームとして、シュークリームのクリームとして、ティラミスに入れたり、チョコレートと混ぜてチョコレートクリームにしたり、みんな大好きなクリームです。
ジェラートのザバイオーネ味も人気のフレーバー。
材料は、卵黄と砂糖とリキュールだけ。
シンプルなレシピですが、深みのある味になります。
発祥はルネッサンス期で、いろいろな説がありますが、そのうちのひとつは、カテリーナ・デ・メディチの宮廷で作られたといわれています。
ひさしぶりに作ってみました。
リキュールの種類はマルサラ酒を使うレシピが多いですが、トスカーナではヴィンサントを使います。
私もヴィンサントで作りました。
使うヴィンサントは、高級なものではなく、安価なヴィンサントを使います。
ザバイオーネのレシピ
材料(4人分)
卵黄 4個
砂糖 25g
ヴィンサント 70g
作り方
① 小鍋にヴィンサントと半分量の砂糖を入れ、弱火で温める。砂糖が溶けたら火を止める。アルコールを蒸発させすぎないようにする。
② ボウルに、卵黄と残りの砂糖を入れ、泡だて器でかき混ぜる。
③ ②に①を入れ、かき混ぜながら湯せんで加熱する。
④ もったりしてきたら、湯せんから外し、ボウルを氷で冷やしながら混ぜる。
ちょうどイースターの時期だったので、イースターのお菓子「コロンバ」(鳩の形をしたふわふわの巨大菓子パン)につけて食べました。
残ったものは、ザバイオーネのみで食べました。
ザバイオーネは、スプーンですくってそのまま食べるのが一番人気の食べ方。
それだけでおいしいという証です😋
いっぱい作っても、すぐになくなってしまいます(笑)。