![ラビオリ](https://italiagiappone.org/bikatsu/wp-content/uploads/2021/04/blog497-ravioli-eye.jpg)
手作りラビオリ【レシピ】
手打ちパスタはたまに作るのですが、たいてい「普通の」パスタを作ります。
詰め物パスタのラビオリは、あまり作りません。
詰め物も用意しなくてはならず、時間がかかるので、おっくうになってしまいます。
定番のラビオリは、「リコッタチーズとほうれん草のラビオリ」。
ほうれん草とリコッタチーズを混ぜるだけの具ですが、それでも面倒と思ってしまうので不思議です。パスタの生地を作る手間は変わらないのに。
イタリアの家庭でも、ラビオリは市販のものを買うことが多いようです。
でも、手作りのラビオリは別物!と、重い腰をあげて、ラビオリを作ることにしました。
パスタの生地は、ロングパスタでもショートパスタでも詰め物パスタでも、材料と分量と作り方は変わりません。
イタリアでは、ほうれん草をゆでるのではなく、水無しで蒸したり、ゆでずに炒めることが多いです。そのほうが、ほうれん草のうまみが凝縮されます。
![ラビオリ](https://italiagiappone.org/bikatsu/wp-content/uploads/2021/04/blog497-ravioli-2.jpg)
具ができたら、あとは生地にのせて、ぱたんと折って切るだけ。
![ラビオリ](https://italiagiappone.org/bikatsu/wp-content/uploads/2021/04/blog497-ravioli-1.jpg)
いざやってみると、そんなに面倒ではありません。
ちょうどプチトマトが出回り始めた季節になったので、プチトマトのソースにしました♪
![ラビオリ、トマトソース](https://italiagiappone.org/bikatsu/wp-content/uploads/2021/04/blog497-ravioli-3.jpg)
リコッタチーズとほうれん草のラビオリのレシピ
材料(4人分)
パスタ:
小麦粉 200g
卵 2個
詰め物:
リコッタチーズ 100g
ほうれん草 200g
パルミジャーノ 40g
ナツメグ 少々
塩胡椒 適量
ソース:
プチトマト16個
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ2
バジル 8枚くらい
塩 適量
作り方
① 台の上に、小麦粉を山にし、真ん中をくぼませ、そこに卵を割り入れる。フォークでかき混ぜながら、まとめていく。
② ある程度まとまったら、手でこねる。10分くらいこねたら、ラップをして30分くらいねかせておく。
③ パスタをねかせている間に詰め物を作る。洗ったほうれん草をフライパンに入れ、ふたをし、やわらかくなるまで弱火で蒸し焼きする。やわらかくなったら、しぼって水分を切る。
④ リコッタ、パルミジャーノ、③、ナツメグ、塩胡椒をフードプロセッサーで撹拌する。
⑤ パスタの生地を伸ばし、④をスプーンですくって約5センチ間隔で配置する。
⑥ 詰め物を包み込むように生地を折り、切る。
⑦ フライパンにオリーブオイルとつぶしたニンニクを熱し、ニンニクの香りが出てきたらニンニクを取り出し、半分に切ったプチトマトを中火で炒める。続いてバジルを加えて、塩をし、約3分炒める。
⑧ ラビオリをゆで(ゆで時間2~3分)、ゆでたラビオリを⑦に入れ、和えて出来上がり。
やっぱり、手作りのラビオリは、市販のラビオリより10倍くらいおいしい!
生パスタのあまみに、リコッタとほうれん草、パルミジャーノも加わり、リッチな味わいですので、ワインにも少しふくよかさがほしいところ。
白ワインでもいいですが、ここはロゼワインを合わせたい!
フレッシュなプチトマト&バジルの軽やかなソースに合わせて、ワインもデリケートなものが必要なので、赤ワインだと強すぎてしまいます。
トスカーナの貴族ワイナリー、リカーゾリが造るロゼは、エレガントながらふくよかさもあり、リコッタチーズのふくよかさともマッチ!
デリケートな味わいなロゼで、軽やかなプチトマトソースとほうれん草にも合います。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/01882c9e.62549d19.1bd77480.8a356f9c/?me_id=1196405&item_id=10012615&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Ftoscana%2Fcabinet%2Fw_vt006%2F10012615-n.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
幸せなマリアージュ♪