コロナワクチン接種1回目、行ってきました
コロナワクチン接種が急ピッチで進められているイタリア。
第1回目のワクチン接種に行ってきました。
ワクチンの予約は、ネットでできるようになっています。
フィレンツェの場合、トスカーナ州のサイトから予約します。
生まれの年代ごとに予約をするようになっています。
一般の人のワクチン接種は、80歳以上の人からスタートし、70歳代、60歳代と年齢が下がって解禁されていきました。
解禁されたばかりの年代は、予約が取りにくい傾向で、私も2週間くらいは「空き無し」の状態でした。
「そのうち予約が取れるだろう」という気持ちでいたので、特にクリックを連打することなく、数日に1度、空き状況をチェックしていました。
5月末、テレビのトスカーナ州局ニュースで、「ファイザーのワクチンが大量に届いた」というニュースを聞いたので、ウェブサイトをチェックすると、ずらりと空きがありました。
時間帯によっては、予約時刻が1分間隔で予約できる数でした。
クリックを連打して私より前に予約していた友人は7月の接種日でしたが、後から予約した私は6月初旬接種日という状況。
接種の時間は、8時から22時までと幅が広く、休日も接種をおこなっているので、仕事が忙しい人も受けやすいです。
私は、21時15分を予約しました。
シャワーと夕食を済ませた後なら、あとは寝るだけなのでラクかなと思って。
遅くまで接種会場で働いているみなさん、おつかれさまです。。
会場も複数の場所があり、都合のよい場所を選ぶことができるようになっています。
私は、自宅から比較的近い大会場の多目的ホールを選択しました。
イタリアでは、ファイザーとモデルナが大半ですが、予約時に選ぶことはできません。
予約が確定して、どのワクチンかがわかるようになっていました。
私は、「ファイザーのワクチンが届いた」というトスカーナのニュースの通り、ファイザーでした。
当日、30分前に会場に着き、「ちょっと早すぎたかな」と思いましたが、入場することにしました。
予約時刻の30分前入場でも、全然問題なく、通してくれました。
事前に記入する用紙は2種類。1種類は、氏名と住所などを記入し、接種に同意する同意書。もう1種類は、問診票。
予約確認書と事前に記入する書類を提示し、入場。
検温があり、建物の中に入ると、予約チェック、書類チェック、受付、と進んでいきます。
スタッフの人数も多く、サクサク進んで、待ち時間はほとんどありませんでした。
パーテーションで仕切られたスペースがずらーっと並んでいて、接種自体もあっという間。
チクッとする程度。
接種が終わったら登録カウンターへ行き、スタッフが接種日時やワクチンロットなどを登録します。
ここで第2回目の接種の用紙をもらいました。
そして、15分間、椅子に座って待機します。
待機している人は、70人くらいいました。
待機中↓
そして、15分経ったら会場を後にします。
入場から退場まで、約30分でした。
予約時刻の30分前に入場したので、ちょうど予約時刻に終了しました。
すごくオーガナイズされていてスムーズだと聞いていましたが、その通りでした。
イタリアもやるときはやる!
翌日は注射針を刺されたところが少し痛い程度で、翌々日にはほとんど痛みはなくなっていました。
第2回目は、6週間後です。
イタリアでは、6月11日6時現在、1回目のワクチンを受けた人は人口の45%、2回目まで受けた人は人口の23%となっています。
イタリアのワクチン接種回数はここから見ることができます。
ワクチン接種人数の人口に対する割合の順位は、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツに続きイタリアが第5位だそうです。
イタリアでは、感染対策の規制がどんどん緩和されいます。
23時から外出禁止だった規制が、今週から0時になりました。
そして、ワクチンを接種した人はヨーロッパ内を自由に移動ができる「グリーンパス」がリリースされるということで、今年の夏は、フィレンツェも観光客でにぎわいそうです。