敏感肌向けピーリング成分マンデル酸 The Ordinary
イタリアでは、ピーリングがとっても人気。
ピーリングとは、古い角質を取り除いてターンオーバーを正常化して、皮膚の角質を生まれ変わらせるというスキンケア。
日本では肌を摩擦しないというスキンケアがトレンドな一方、イタリアでは粒々の大きいスクラブでゴシゴシするフィジカル・ピーリングもまだまだ健在です。
フィジカル・ピーリングとは、物理的な力で皮膚の表面を研磨して、余分な角質などを剥がすという方法です。
それに対し、ケミカル・ピーリングとは、皮膚に酸性のものを塗布して、余分な角質を溶かして除去する方法です。
イタリアでは、フィジカル・ピーリングだけでなく、ケミカル・ピーリングもとってもポピュラー。
イタリア人は肌が強いなーと、いつも思わされます。
ケミカル・ピーリングのシンボルといえば、The Ordinary(ジ・オーディナリー)の「血みどろピーリング」。真っ赤な液体が血みたいで、このように呼ばれていますが、商品名は「AHA30%+BHA2% Peeling Solution」。
AHAは、アルファハイドロキシ酸 (Alpha Hydroxy Acids)の略で、代表的なものはグリコール酸や乳酸など。
BHAは、ベータハイドロキシ酸(Beta Hydroxy Acid)の略。サリチル酸がBHAに入ります。
一般的に、AHAは肌の外側の表皮にアプローチし、BHAは毛穴詰まりにアプローチするといわれています。
この血みどろピーリングは、かなり強いので敏感肌の人は使うことができません。
私は敏感肌なので、ピーリングにはとっても抵抗があり、血みどろピーリングは使ったことがないのですが、そんな私でも使うことができたのがマンデル酸です。
マンデル酸はAHAに分類され、敏感肌の人にすすめられているピーリング成分です。
アーモンドの成分で、おだやかにケミカル・ピーリングしてくれるアイテム。
マイルドすぎて肌の強い人にはものたりないかもしれません。
実際、The Ordinaryの口コミでは、血みどろピーリングのほうが人気が高いです。
みんな肌が強いんだなーと、うらやましい限り。
マンデル酸は、洗い流さないタイプで、夜使用。毎日使用できるようですが、私は週2回使っています。
透明でさらさらしているテクスチャーですが、塗布すると少ししっとりする感じ。
敏感肌の私にとっては、これくらいがちょうどよく、翌日は肌がつるんとする感じです。
敏感肌でも角質が気になるというかたにはオススメです。