収穫のよろこびが感じられるイタリアのお菓子
ブドウの収穫の季節になりました。
この時期しか食べられないお菓子の「スキアッチャータ・コンルーヴァ」。
「ブドウのスキアッチャータ」です。
スキアッチャータとは、「つぶれた」という意味で、平らなパンやケーキの総称です。
スキアッチャータ・コンルーヴァのブドウは、ワイン用の品種のブドウを使います。
実が小さくて、皮が厚くて、タネがいっぱいあるブドウ。
生で食べると、味はおいしいのですが、とっても食べにくいです。
生地は、いわゆるフォカッチャ。
その上にブドウをのせて砂糖をふりかけて焼くだけ。
ブドウは、皮もタネもそのままですが、オーブンで1時間近く焼くので、タネはカリカリ、皮もやわらかくなります。
これ、実は私の一番好きなお菓子です。
食事の代わりにして、これだけおなかいっぱい食べたりもするくらい好きなんです。
生地には砂糖は入っていません。
上にふりかける砂糖も少しなので、ほとんどブドウの甘さのみ。
この自然の甘さも好きです。
食べることができるのは、9月~10月くらいまで。11月になると、もうスキアッチャータ用のブドウは売っていないので、かなり短期間です。
季節感があって、そして収穫のよろこびがあるので、大好きです。
でも、作れる期間が短いので、今年は2回しか作れませんでしたΣ(゚д゚lll)
本当は、もっと食べたかった。。
また来年の楽しみにしておきます。。