トスカーナではめずらしいバターソース ライトにアレンジ
イタリアでは、北イタリアではバターをよく使い、中部~南イタリアではオリーブオイルをよく使います。
トスカーナでは、もっぱらオリーブオイル。
バターはめったに使いません。
お菓子を作るときくらい。
私も、お菓子以外ではバターをほとんど使いません。料理では、リゾットを作るときに、たまに少しだけ入れる程度。それさえも入れないときもあります。
冷蔵庫にはバターは常備していないので、バターを使うときは買いに行かないといけません。
トスカーナで、唯一、バターをたっぷり使う料理は、ラビオリのバターとセージのソース。
バターとセージのソースは、詰め物パスタに使われ、イタリア全土でポピュラーです。
バターとセージをフライパンで温めて、ゆであがった詰め物パスタを和えるだけのシンプルなソースです。そのぶん、バターをたっぷり使います。
バターがたっぷりすぎて、私にとっては胃がもたれやすいので、ライトにするために牛乳をプラスしました。
バターを減らすと濃厚さが減るため、クルミで風味を加えました。
これがなかなかおいしかった!
ラビオリ・バターソースのレシピ
材料(2人分)
ラビオリ 200g
バター 20g
セージ 約6枚
牛乳 50ml
くるみ 20g
塩胡椒 適量
お好みでパルミジャーノ 適量
作り方
① くるみをみじん切りにする
② フライパンに、①、バター、セージ、牛乳を入れ、温め、塩胡椒をする。
③ ゆであがったラビオリを②と和える。お好みでパルミジャーノをかける。
ラビオリは、リコッタとほうれん草の手作りラビオリ♪(作り方は、こちらをご覧ください。)
バター、牛乳、リコッタチーズ、パルミジャーノ、どれも乳脂肪分。そんなラビオリのバターソースには、酸味はあるけど風味のあるロゼワインがマリアージュします。
ライトにアレンジしたバターソース。ヘビーにならず、おいしく食べることができました♪