イタリアの惣菜パンとは
イタリアには、日本のような惣菜パンがありません。
ツナマヨパンやカレーパンような、生地の中に具が入っているパンは見たことがありません。
生地の上に具がのっているものはたくさんあります。カットピッツァや、フォカッチャの上にトマトやオリーブや野菜がのっていたり。でも、あくまでも生地の上に具をのせるというもので、中に具を練りこんだり、入れたりするものではありません。中に入れるというと、出来上がったパンに具をはさむサンドイッチ式のパニーノやハンバーガー、ホットドッグになります。
具が中に入るものは、タルトの形をしているか、パウンドケーキの形をしています。
タルトの形をしているものは、いわゆるキッシュです。
キッシュは好きなので、けっこう頻繁に作るのですが、パウンドケーキの形をしたものは、日本人の私にはなんとなくなじみがなくて、あまり食べません。
いつ食べたらいいのかわからないのです(笑)。
キッシュのようにおつまみや前菜に食べることができますが、キッシュは生地が下にあるだけなので、小麦粉の量が多くありません。
でも、パウンドケーキ型のものは、小麦粉が多く入っているので、それだけでけっこうお腹がふくれます。
なので、ランチにそれだけという食べ方がいいかもしれません。これこそ惣菜パン!
なじみがないですが、ちょっと試しに作ってみることにしました。
混ぜて、型に入れて焼くだけなので、けっこう簡単です。
チーズがたっぷり入っているので、やっぱりおつまみによさそうです。
材料は、野菜とハム、卵、チーズ、小麦粉なので、たんぱく質も炭水化物もビタミンも摂れます。
夜を軽く済ませたいときは、これと白ワインだけでもいけるかも♪
いろいろな中身と分量を試行錯誤して、もうちょっと味を洗練させたいと思います!