ズッキーニのパスタ、バルサミコ風味
イタリアは夏になりました!
昨日まで過ごしやすい気持ちのいい日が続いていましたが、今日は最高気温が30度の夏日で急に暑くなりました。
夏は、野菜がおいしい!
ズッキーニ、ナス、トマト、パプリカなど色鮮やかな夏の野菜が八百屋さんに並びます。
先日、ブロッコリーのレシピの記事を書くために、ブロッコリーを買おうと市場とスーパーに行きました。普段は季節外れの野菜は買わないので、夏にブロッコリーを探したことはなかったのですが、案の定、どこを探してもありませんでした。なので、ブロッコリーのレシピを書くことはできずに、トマトのレシピに変更しました。
季節の野菜が安くておいしいのに、わざわざ季節外れの野菜を買う人はいないのです。
以前、夏に「ほうれん草はある?」と八百屋さんに聞いたことがあります。和食メニューでほうれん草のおひたしを作りたかったのです。「あるわけないだろ!」と言われました。「野菜の季節も知らないのか!」と言いたげな口調で。
今回は、「ブロッコリーはある?」とは聞きませんでしたが。
夏の野菜では、ズッキーニが一番好きです。
今日は、ズッキーニのパスタにしました。
ヘナヘナになるまで炒めてパスタに絡めるだけの簡単パスタ。形がくずれるくらい炒めると、ズッキーニの旨味汁が出て、それがパスタとからんでズッキーニだけなのに不思議なくらいおいしいです。
日本だと、野菜は炒める時間を短くして歯ごたえを大事にしますが、これはその逆。歯ごたえはまったくなく、パスタよりズッキーニの方がやわらかいです。
最初に作った時は、「こんなに炒めて大丈夫?」と思いましたが、かなり炒めないと野菜の味がパスタにうつりません。
ぜひだまされたと思って作ってみてください。
【ズッキーニのパスタ、バルサミコ風味】
材料(2人分)
- パスタ(ペンネまたはフジッリ) 160g
- ズッキーニ 2~3本
- オリーブオイル 大さじ2
- バルサミコ酢 大さじ1
- 塩 適量
- リコッタサラータ(またはペコリーノロマーノ。なければパルミジャーノ) 適量
作り方
- ズッキーニを薄い輪切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを熱して、ズッキーニを炒める。時々フライパンをゆすりながら約20分炒め、塩をする。
- 炒め終わる1分くらい前にバルサミコを入れ、蒸発させる。
- ズッキーニを炒めている間に、お湯を沸かし、パスタを茹でる。
- パスタを③に入れ、大さじ1のゆで汁を加えて混ぜる。
- 皿に盛りつけて、チーズをかけて出来上がり。
ズッキーニの甘みとチーズの塩味の組み合わせもとっても◎
夏に何度も食べるメニューです。