トスカーナの郷土料理パッパ・アル・ポモドーロ。冷製もおいしい
トスカーナの郷土料理パッパ・アル・ポモドーロ。
パッパとはおかゆみたいなもののことで、パッパ・アル・ポモドーロはトマトのおかゆのよう料理。本来は温かい料理ですが、常温でも冷製でもおいしいです。
暑いので、冷製で食べました☻
パッパ・アル・ポモドーロは、熟したトマトとかたくなったパンを使って作ります。食料を無駄にしない昔の人の知恵。
今は、トマトは冷蔵庫に入れれば熟しすぎることもないし、パンも冷凍してしまうのでかたくなって食べられないということもないけど、わざと冷蔵庫で保存せずに、トマトをやわらかくして、パンを2日間ほど放置しておいてかたくして作りました☺
シンプルな料理なので、ブッラータをプラスしました☆
イタリアは空気が乾燥しているので、パンを2日くらい放置しておくとカチカチになりますが、日本でパンを放置しておくとカビがはえると思いますので、オーブンとかで乾燥させて使うのがよいと思います。
素朴な味ですが、素材の味がいきた味。
そして、トマト&ブッラータ&バジルで、イタリアンカラー♪
パッパ・アル・ポモドーロ ブッラータのせ レシピ
材料(4人分)
熟したトマト 350g
かたくなったパン 200g
トマトのパッサータ(あれば) 大さじ2
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ2
バジル 10枚程度
ブイヨン 700ml
ブッラータ 200g
塩胡椒 適量
作り方
① トマトとパンを適当に切る。
② 鍋にオリーブオイルとニンニクを熱し、トマトのパッサータを入れ炒め、パンを入れて2分ほど炒める。
③ トマトとバジル4枚程度を入れ、ブイヨンを入れ、弱火で約30分煮込む。ニンニクを取り除く。ときどきかき混ぜる。最後に塩胡椒をする。
④ 冷めたら盛りつけ、ブッラータをのせ、バジルを散らす。オリーブオイル(分量外)と胡椒をかける。
トスカーナ料理のパッパ・アル・ポモドーロには、トスカーナの白ワイン、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ❤
サンジミニャーノといえば、中世の塔の街。
サンジミニャーノでビオロジック栽培をしているレ・カルチナイエのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノは飲み心地がとってもよいです♪