イタリアのタコのゆでかた
イタリアのタコは、1時間くらいゆでます。
ゆで時間が短いとゴムのようでまったく噛みきれません。
50分~1時間くらいゆでると、やわらかーくなります。
でも、やわらかーくするには、コツがあります。
フィレンツェでは、魚介1食分の値段が肉1週間分くらいの値段なので、魚はデイリーに食べる食材ではありません。
私もおもてなしや特別なときくらいしか魚介は食べません。
昨日は、ホムパだったので、タコにすることに♡
タコ1キロ↓↓
さて、タコをゆでるコツは、
- タコを常温に戻しておく。
- 大きな鍋に、タコがまるごと、タコがかぶるくらいの水、コルクを入れ、蓋をして弱火でゆっくりお湯の温度を上げていく。
(お湯がたっぷりで弱火なので、沸騰するまで10分くらいかかります。) - 沸騰したら弱火のまま50分くらいゆでる。(大きければ大きいほど時間がかかります。1キロで50分くらい)
- 楊枝でさして、やわらかくなっていたら、火を止め、冷めるまで放っておく。
- ぬるま湯くらいまで冷めたら、タコを取り出して出来上がり。
コルクは、ワインのコルクです。
コルクを入れなくても、このコツの通りにゆでればやわらかくなりますが、コルクを入れた方が確実にやわらかくなります。
食感は、ふわふわという感じです。
日本では、タコはちょっとコリコリした食感なので、ふわふわしたタコというのに最初は違和感がありましたが、住めば都(?)。慣れればおいしいです。
日本のコリコリしたタコは、噛むのに時間がかかって消化にも悪そうなので、今ではやわらかいタコのほうが好きかも。
ゆでたタコをさっとオリーブオイルで炒めました。
ソースは、マンゴーソース。
これは、以前にアペリティーヴォをしたときにレストランで食べたタコにかかっていたソースを再現してみました。
マンゴーソース(2人分)
ミキサーにかけたマンゴー 大さじ3
オリーブオイル 大さじ2
レモン汁 小さじ1
マスタード 小さじ1/4
塩 少々
ワインは泡♡
日本のタコをイタリア式でゆでるとどうなるのでしょうか。
日本に行ったら試してみたいです。