殻付きのクルミ
秋冬になるとイタリアの家庭に必ずといっていいほど常備してあるもの。それは、クルミです。
イタリアでは殻付きのものが主流です。
殻が付いていないものはパッケージされていてナッツ売場で売られていますが、殻付きのフレッシュなものは果物コーナーで、量り売りで売られています。
市場では、八百屋さん、果物屋さんで売られています。
一般的に、殻が付いていないものはお菓子作りや料理に使い、殻付きのものは食後やおやつに殻を割って食べます。
田舎に行くと、クルミの木がそこらじゅうに生えていて、クルミはとってもメジャーな果物(種実類)です。
この季節、ワイナリーツアーに行くと(今はコロナで行っていませんが)、たいていクルミの木が植わっていて、クルミがボトボトと落ちています。
ワイナリーツアーの際に立ち寄るモンタルチーノのバールでは、大皿に殻付きのクルミがおいてあります。
クルミ割り器もおいてあり、だれでも取って無料で食べていいようになっています。それだけ、大量に採れるものなのでしょう。
イタリアでは、秋冬、なにげなく毎日食べているクルミですが、じつはとっても体にいい食べものです。
ビタミン、ミネラルが豊富で、美肌、美髪に効きます。
また、ポリフェノールが豊富で、抗酸化作用があり、アンチエイジング効果もあります。
さらには、生活習慣病の予防や、不眠にも効くとか。
私も、秋冬は、毎日食べています。
満足感があるので、ちょっと小腹が空いたときに、食べています。
また、チーズとも相性がいいので、食後にチーズを食べるときに一緒に食べています。
ただし、消化にはそんなによくないので、3つくらいまでにとどめています。
カロリーも高いので、食べ過ぎには注意です。
1日の目安は、7個くらいだそうです。
殻を割って食べなければいけないので、時間がかかり、たくさん食べるのが面倒なので、ちょうどいい具合かもしれません。
少しずつ、毎日ぜひ取り入れてみてください♪