イタリア再びロックダウンに
今日3月15日からイタリアの約半分の州がロックダウンになりました。
食料品、薬局、生活必需品以外の店舗はすべて休業となり、飲食店はテイクアウトのみ、美容室はクローズになりました。学校も閉鎖です。不急不要の外出は禁止です。
ワクチンの接種はかなりの勢いで進んでいますが、それよりも変異株の勢力のほうが強く、医療現場をひっ迫させているためです。
気候がだんだんよくなってきて、晴れた日には外に人が密集してしまうという現状もあります。自粛慣れしてしまっているのです。
赤い州がロックダウンの州です↓↓
フィレンツェ市は、ロックダウンからは免れました。
フィレンツェ市では、引き続き、店舗は営業することができます。飲食店はテイクアウトのみです。
ロックダウンにならなかったフィレンツェの街なかは、それなりに人がいます。
「トスカーナ州」としてはロックダウンになっていませんが、トスカーナの中でもピンポイントでロックダウンになったところもあります。
フィレンツェ県の周辺のアレッツォ県、プラトー県、ピストイア県はロックダウンになりました。
フィレンツェ県の中でもいくつかの市は、ロックダウンになりました。
唯一、サルデーニャ島だけは、危険度の低い「ホワイトゾーン」になって、飲食店も営業しています。
これは、3月13日に発表になった緊急政令です。
有効から適用まで2日間しかないので、対応も大変です。
サルデーニャ島を除くイタリア全土では、4月3日、4日、5日、ロックダウンになります。
4月4日が復活祭のためです。
昨年に引き続き、2年連続の復活祭ロックダウン。。
復活祭は、クリスマスと同様、大切な年間行事。
今年もゴーストタウンの復活祭になります。
復活祭のあと、ロックダウンが緩和されることを願うばかり。