フィレンツェ、ロックダウン緩和で街にぎわう
12月6日から、フィレンツェのあるトスカーナ州のロックダウンが緩和されました!
3週間のロックダウンの間は、店舗は食料品などの生活必需品を除き、休業でした。
それが、12月6日からすべての店舗が営業することができるようになりました!
イタリアでは、感染者数に応じて、州ごとに危険度を示す色分けがされています。
トスカーナは、危険度最大のレッドゾーンから、その下のオレンジゾーンになりました。
Photo: TG5
地図を見ると、ミラノのあるロンバルディア州、トリノのあるピエモンテ州もオレンジゾーン、ヴェネツィアのあるヴェネト州とローマのあるラツィオ州はイエローゾーンです。
アブルッツォ州のみレッドゾーンですが、12月9日にアブルッツォ州もオレンジゾーンになることになりました。
レッドゾーンになるとロックダウンとなり、不急不要の外出は禁止です。外出するときは、自己宣誓書を記入して携帯しなくてはなりません。
しかし、オレンジゾーンは、自己宣誓書の記入の必要はありません。
つまり、不急不要でなくても外出ができます。
これは精神的にとてもラクになりました。
目的もなくぶらぶらと街を歩くことができるようになりましたので、今日はフィレンツェの街なかは、大変なにぎわいでした。
3週間クローズしていたデパートやファッションのショップがやっとオープンしたということで、店舗の前にはさっそく列ができていました。
オレンジゾーンでは、まだ市を越える移動はできません。
また、オレンジゾーンでは、飲食店はテイクアウトのみの営業となります。
このまま状況が安定していれば、オレンジの下のイエローゾーンとなり、市を越える移動ができるようになり、飲食店でも食事ができるようになります。
早くイエローゾーンになることを願っています。