~イタリアコロナウイルス状況~ほとんどの店舗が休業になりました
3月11日、イタリアでは、コロナウイルス感染拡大阻止の対策として、3月12日からイタリア全土で、生活必需品、薬局をのぞく、すべての商業および小売り販売は休止となりました。
食料品店、スーパーマーケット、タバコ屋、キオスク、薬局、クリーニング屋、銀行、郵便局はオープンしています。
レストラン、バール、衣料品店は休み。
これによって、フィレンツェの街に静まり返りました。
中心街の歴史地区は、8割がた観光業といっても過言ではありません。
私は、ドゥオーモから徒歩2分くらいのところに住んでいるのですが、自宅の周りは、B&Bや民泊、レストラン、バールだらけ。
住んでいるのは、数人のみです。
冷蔵庫がカラになったので、午前中に中央市場に行ってきました。
静まり返っているドゥオーモを通り、中央市場へ。
一人しか歩いていません。。😨
ドゥオーモの近くのいくつかのバールでは、大量の食料を破棄していました。
昨日の夜に、突然「明日から閉店!」と命令がくだったのですから、当然、店を閉める準備はしていません。
不要になった食料を捨てているバールの人たちを見て、かなしくなりました。
さて、中央市場は、食料を売っているので、もちろん営業していますが、オープンしていたのは、肉屋、魚屋、八百屋、パン屋のみ。
ワインや乾物のお店は閉まっていました。
買い物客が思ったより少なく、ガラガラでした。
中心街には、あまり住人がいないという証拠ですね。。
いつもは、市場周辺のレストランの人たちが、材料の仕入れに来ていますが、もちろんレストランの人たちもいないし。。
町全体が殺伐とした雰囲気です。。
町の中は、ケーキ屋さんも開いていません。
ケーキ屋さんは、カフェテリアとセットになっているところがほとんどなので、休みということになります。
パン屋さんは開いているので、パン屋さんで焼いているクッキーなどの焼き菓子は買うことができます。
スーパーマーケットにも、お菓子類は売られていますので、スイーツがまったく手に入らないわけではないのですが。
ジェラート屋さんもしかり。
ジェラート屋さんも休みになりました。ジェラートもスーパーで手に入りますが、ジェラート屋さんのジェラートと、スーパーのジェラートは別物です。
私は、お菓子は、手作りをしているので、スイーツの調達には困らないのですが、お菓子を作る元気も薄れている感じです。
凝ったお菓子を作る気力がなかったので、シンプルなシフォンケーキを作りました。