ロックダウンの違い
フィレンツェでは、コロナ第2波の感染拡大予防のため11月15日からロックダウンになりました。
今日は、ロックダウン1日目。
今回のロックダウンは、春のロックダウンに比べ、やや緩いロックダウンになっています。
不要不急の外出は禁止になっていて、外出するときは自己申請書と身分証明書を携帯しなくてはなりません。これは、春と同じです。
自己申請書には、名前、住所、生年月日、身分証明書番号のほかに、外出の出発点の住所と、行き先の住所、外出の理由を書かなければいけません。
春のロックダウンではジョギングや散歩も禁止でしたが、今回はOKになっています。ただし、「家の周り」で「一人」でという条件付きです。
食料品店、薬局などの生活必需品の店舗を除き、営業停止になっていますが、「生活必需品」の範囲が広くなりました。
今回のロックダウンでは、文具屋、本屋、子ども服屋、ペンキ屋、工具屋、美容室、化粧品店、カーディーラー、テイクアウトための飲食店は営業できます。春のロックダウンではこれらは営業ができませんでした。
教会と墓地も開いています。これらも春にはクローズしていました。
ちなみに、春も今回も営業しているのは、タバコ屋、新聞・雑誌を売っているキオスク、メガネ屋で、これらは生活必需品に入ります。
規則が少し緩くなったので、街の中はひとっこひとりいないというわけではなく、ジョギングしている人や、散歩をしている人がちらほらいました。
でも、警察が巡回してコントロールをしているので、気軽に外に出るわけにはいきません。
写真は、ドゥオモ広場とヴェッキオ橋を結んでいる目抜き通り。。曇っているし、余計暗い感じです。
ロックダウン1日目は、朝から夜までひっそりとしている1日でした。