イタリアのコンビーフとは
コンビーフというと、牛肉を塩漬けにした食品のことで、缶詰で売られているのが一般的です。
イタリアでは、いわゆるコンビーフはありません。
その代わりに、「缶詰の肉」と呼ばれる肉があり、プルプルとしたゼリー状に固められた肉が缶詰に入っています。
塩漬けではないので、コンビーフのように塩はきつくありません。
私は、コンビーフはちょっと苦手。。
なんだかドッグフードの味がするような気がして、得意ではありません。
もちろん犬のエサは食べたことはありませんが(笑)
食べず嫌いなのはわかっているのですが、ドッグフードと香りが似ているのでやっぱり苦手です。。
イタリアの「肉の缶詰」は、牛肉をブイヨンで長時間ゆでたものをブイヨンと一緒にゼリー状にしたものです。
なので、ブイヨンの香りがします。
でも、缶詰に入っているので、やっぱり特有のちょっとドッグフード的な香りがします。
使っている肉は赤身で脂肪分も少なくヘルシーです。
時間がないときや、火を使うのが暑い夏は重宝します。
でもやっぱりちょっと香りが苦手なので、自分からすすんで買うことはありません。
赤身だし、ヘルシーだし、良質のタンパク質を気軽にとるにはいいなと思うので、私は自分で作ります。
牛すね肉と玉ねぎ、ニンジン、セロリをたっぷりの水にいれてコトコトゆでるだけです。
2時間くらいゆでて、最後に塩を入れます。
肉は細かく切って、ブイヨンにはゼラチンを入れます。
肉とブイヨンをココットに入れて冷やし固めます。
これなら、ドッグフードの香りもしないので、おいしく食べることができます♪
レタスを添えて、サラダプレートにして食べることが多いです。
冷蔵庫から出してすぐは冷たいので、食べる1時間前くらいに常温にもどしておくとよいです。
冷たいからといって、電子レンジを使わないこと!
あたりまえですが、ゼリーが溶けてしまいます。
大量にできますが、難点は日もちしないということです。
1週間くらいはもちますが、毎日こればかり食べるわけにもいきません。
冷やし固まったら、余りそうなものはココットのまま冷凍します。
自然解凍すれば、元通りになります👍
作り置きしておけば、時間のないランチにとっても便利です♪