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コロンバ

イースターのお菓子「コロンバ」の違い

イタリアのイースターに欠かせないお菓子「コロンバ」。コロンバとは鳩の意味で、平和の象徴。

コロンバのない家庭はないのではないかというくらいイースターには欠かせないお菓子です。

生地は、基本的にパネットーネと同じです。

コロンバとパネットーネの違いは、

・形

・コロンバはオレンジピールが入っていて、パネットーネはオレンジピールとレーズンが入っている(オレンジピールが苦手な人のための「ピール無し」もあり)

・コロンバは、上に砂糖のコーティングがあり、アーモンドがのっている

といったところです。

コロンバもパネットーネも、標準サイズは1キロ。

ゆっくりと発酵&時間をかけて焼くため、このくらい大きくないとこの味は出せないのだと、パネットーネ職人がいっていました。

ふわふわしっとりの甘い生地は、ほかのお菓子にはない、なんともいえない香りと食感。

コロンバが嫌いというイタリア人には会ったことがないといってもいいくらい、みんな大好きなお菓子。お祝いごとの伝統菓子で、イースターの時期しか食べることができない特別感もあります。

ひとことにコロンバといっても、本当にピンからキリまであります。

スーパーでは、1キロ5ユーロ弱で売られていますが、パン屋さんやケーキ屋さんのコロンバは30ユーロくらいはします。

スーパーのコロンバは、大量生産されますので、味もやはりそれなり。でもとにかく安いので、気軽に楽しむことができます。

パン屋さんやケーキ屋さんで手作りされるコロンバは、お店により特徴もあり、やっぱりおいしいもの。材料や天然酵母にこだわりがあります。

私は、もらうことが多いため、自分では買わないことが多いです。

今年も、2個いただきました。

ひとつは、スーパーのもの。

コロンバ
コロンバ

断面はこんな感じ。

コロンバ断面

ピール無しのものです。

ふわふわで軽やかな食感で、人工的なバニラの香りが強いです。

もうひとつは、ケーキ屋さんのもの。

ケーキ屋さんのコロンバ
ケーキ屋さんのコロンバ

チョコレートコーティングで、アーモンドの代わりにヘーゼルナッツがのっています。最近はいろいろなバージョンがあり、さまざまな味を楽しむことができます。

中は、ダークチェリー入り。

コロンバ断面

生地は、しっとりとしていて、卵とバターの味がしっかりします。

私は、パネットーネもコロンバも、大好きなわけではありません。。ひと切れ食べるにはおいしいと思うのですが、なにせ1キロもあるので、連日食べなくてはならず、2日目にはもう飽きてきます。

生地がとても甘く、特有の香りがなんだか飽きてくるのです。

でも、今回のチョコレート&ダークチェリー&ヘーゼルナッツは変わりダネで、おいしく食べ続けることができそう。

コロンバは、イースター限定とはいえ、何個もあると1か月間くらい食べ続けることになります。

パネットーネもクリスマス時期に1か月間くらい食べ続けます。クリスマスのパネットーネから3か月後くらいのイースターのコロンバに「またか、、」と思うのは私だけでしょうか?

でも、せっかくのいただきものですから、もちろん全部食べます!

残ってしまったコロンバのアレンジお菓子レシピもたくさんあるので、スーパーのコロンバは最終的にはお菓子作りの材料になりそうですが。。

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