イタリアの一大イベント「サンレモ音楽祭」。毎年3月初旬ごろにおこなわれる音楽コンテストで、紅白歌合戦のようなイベントです。紅白歌合戦は1日だけですが、サンレモ音楽祭は5日間続きます。サンレモ音楽祭の歴史は1951年から始まり、今年2021年で71回目。
イタリアの一大イベント「サンレモ音楽祭」。毎年3月初旬ごろにおこなわれる音楽コンテストで、紅白歌合戦のようなイベントです。紅白歌合戦は1日だけですが、サンレモ音楽祭は5日間続きます。サンレモ音楽祭の歴史は1951年から始まり、今年2021年で71回目。
フィレンツェのあるトスカーナ州では、今週からロックダウンになるという、もっぱらのうわさでしたが、なんとかロックダウンにならずに済みました。シエナは、ロックダウンになりました。州より小さい県レベルになり、もうなにがなんだかわかりません。
2月23日、イタリアでは、緊急政令が出されました。イタリア全土で、3月27日まで、州を超える移動は禁止されるという内容です。イタリアでコロナ感染者1人目が出たのが、2020年2月21日。1年経ちました。
コロナの感染者数がまた増え始め、2月14日から、フィレンツェは飲食店が休業になりました。フィレンツェのあるトスカーナ州のほかには、アブルッツォ州、リグーリア州、トレント自治県、ウンブリア州、ボルツァーノ自治県がオレンジゾーン(レストラン休業、市間の移動禁止)です。
日本に一時帰国し、イタリアに戻ってきて、2週間の自主隔離が終わりました。イタリアの自主隔離は、文字通り「自主」なので、コントロールはありません。ただし、自主隔離期間中に外出して見つかった場合、罰金があります。
1月29日、ヨーロッパは日本からの渡航を原則禁止にすることを発表しました。そして、フランスでは1月31日、EU外からの不要不急な入国を禁止になります。先週、日本からイタリアに戻ってくることができてセーフでした。
日本では飲食店に営業時間を午後8時までとするよう要請し、要請に応じた店舗には1日あたり6万円の協力金を支給されます。イタリアでは今までのロックダウン中、飲食店は休業を余儀なくされました。飲食店を対象とした給付金はなく、クリスマスになってやっと支給されることになりました。
12月18日の22時、イタリア首相がクリスマス期間の規則を発表する記者会見がおこなわれ、テレビでも放送されました。事前に大まかな規定は知らされていましたが、詳細は首相の口からの発表になりました。まとめると下記のようなルールです。
12月13日から、ミラノのあるロンバルディア州、トリノのあるピエモンテ州は、ロックダウンが緩和され、飲食店が営業できるようになりました。フィレンツェはまだソフトロックダウン中です。
コロナ禍で、クリスマスイルミネーションがかなりさびしいフィレンツェの街なかですが、ドゥオモ広場のクリスマスツリーは、例年通り華やかに点灯しました。ただし、例年は点灯式が盛大におこなわれるのですが、今年は観客なしでひそかにおこなわれました。