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カルボナーラ

本場のカルボナーラ

カルボナーラの本場はローマ。

「カルボナーラ」は、「炭焼きの」という意味から由来していて、胡椒の黒を炭に見たてているといわれています。

日本では、生クリームや牛乳を使うレシピが多いですが、イタリアでは生クリームも牛乳も使いません。

本場ローマのカルボナーラの材料は、グアンチャーレ、卵黄、ペコリーノ・ロマーノ、胡椒のみ。

オリーブオイルもニンニクも玉ねぎも塩も使いません。

カルボナーラの本場ではないフィレンツェでは、グアンチャーレの代わりにパンチェッタが使われます。

グアンチャーレは豚のほおの肉のベーコン、パンチェッタは豚のおなかの肉のベーコンなので、だいぶ部位が違います。

グアンチャーレのほうが脂肪の層が厚く、コクがあります。脂だけどひきしまっている感じです。

グアンチャーレ↓↓↓↓

グアンチャーレ

そして、フィレンツェでは、卵黄ではなく全卵、ペコリーノ・ロマーノではなくパルミジャーノが使われます。

ペコリーノは羊のミルクのチーズで、ペコリーノ・ロマーノは、文字通りローマの(ロマーノ)チーズです。

塩気がかなりあるペコリーノです。

パルミジャーノは、牛のミルクですので、これもだいぶ味が異なります。

さらに、フィレンツェでは、オリーブオイルとニンニクを熱してパンチェッタを炒めたりします。

でも、グアンチャーレを使えば、グアンチャーレの脂だけで充分です。

ペコリーノ・ロマーノとグアンチャーレを使えば、それらの塩気だけで充分味がつくので、塩も不要です。

私はカルボナーラを作るときは、たいていフィレンツェ式で作ります。

というのは、グアンチャーレもペコリーノ・ロマーノも、買ってきてもいつまでも残ってしまうからです。

グアンチャーレは、使い慣れていないので、カルボナーラやアマトリチャーナ以外、使い道がわからないのです。

ペコリーノ・ロマーノも、塩気が強いので、これだけでは食べることができず、パスタにかけるだけ。普段パスタにはパルミジャーノをかけてしまうので、ペコリーノ・ロマーノはいつまでたっても減りません。

ローマの人はそんなことはないのだと思いますが。。

でも、本場のカルボナーラを作るぞ!と気合いを入れて、グアンチャーレとペコリーノ・ロマーノを買ってきました。

卵黄だけ使うのも、「卵白はどうしよう」となるのですが、それはあとで考えることにして、卵黄だけ使いました。

グアンチャーレ、卵黄、ペコリーノ・ロマーノ、胡椒だけのカルボナーラの出来上がり!

カルボナーラ

やっぱり、フィレンツェ式の、パンチェッタ、全卵、パルミジャーノ、オリーブオイル、ニンニク、胡椒とは、別ものです。

コクがあって、味がしっかりしています。

ここは、やっぱりフラスカーティです!!

フラスカーティは、ローマのあるラツィオ州の白ワイン。

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これは、フラスカーティを代表する造り手の「フォンタナ・カンディダ」。

特に、「サンタ・テレザ・フラスカーティ・スペリオーレ」はコスパよし!!

そして、カルボナーラと相性よし!!

普段はあまり食べないカルボナーラですが、本場の味に感動したので、ときどき作ってみようと思います♪

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