伝統菓子のカントゥッチ作り。レーズン入りレシピ
フィレンツェを中心とするトスカーナの名物クッキー「カントゥッチ」。
素朴でかたいクッキーですが、シンプルなぶん、食べ飽きず、ふと食べたくなります。
フィレンツェ近郊の町、プラトー発祥のクッキーです。
伝統のカントゥッチは、アーモンドが入りますが、今回はアレンジ版で、アーモンドとレーズンを入れました。
(アーモンドだけにするにはアーモンドが足りなかったので、レーズンを入れたという単純な理由ですが。。でもレーズン入りもポピュラーです♪)
生地は伝統通り、小麦、砂糖、卵のみ。
市販のものはバターが入っているものが多いですが、本来はバターは入りません。
バターが入らないぶん、かたいですが、レーズンを入れると少しやわらかくなります。
カントゥッチといえば、なんといってもヴィンサント!
ヴィンサントはデザートワインで、この甘いワインにひたして食べるのがトスカーナ流。
素朴なカントゥッチが大人の味になり、かたいテクスチャーもホロホロッとなります♡
カントゥッチのレシピ
材料(約20個)
小麦粉 250g
砂糖 125g
卵 2個
アーモンド 70g
レーズン 60g
塩 ひとつまみ
① 台の上に、小麦粉と砂糖を混ぜて置き、真ん中にくぼみをつくり、そこに卵を落とし、フォークで少しずつ混ぜる。最後に塗る分の卵を少しだけ残しておく。(ボウルを使ってもOK)
② まとまってきたら、アーモンド、レーズン、塩を入れ、手でこねる。
③ ②をふたつに分け、幅約6センチ、厚さ約1センチの長細い棒状にする。
④ 天板にクッキングシートを敷き、③をのせ、残しておいた卵をかき混ぜ、ハケでぬる。
⑥ 180度のオーブンで約30分焼く。
⑦ まだ熱いうちに、約2センチ幅でななめに切る。