ブレグジット後イギリスからの荷物に関税はかかるか?
ブレグジット前は、イタリアからなんのハードルもなく利用していたイギリスのネットショップ。ブレグジット後は、イギリスがEU圏内ではなくなったため、物流が大きく変わりました。
クーリエや越境ECサイトからは、ブレグジット後どうなるかというお知らせがメールで次々と届きました。
「関税が取られたらやだな」という単純な理由から今年は、イギリスのコスメのネットショップを利用していませんでした。
関税負担にならなくても、面倒な書類が発生するのもやっかいだな、ということもありました。
アメリカのヴィクトリアズシークレットから以前ボディフレグランスを購入したときに、ひとつだったにもかかわらず、税関で止まってしまって、書類のやりとりが面倒でした。
衣類ならEU圏外からの荷物でも問題ないですが、コスメはやっかいです。
というわけで、スキンケアブランドのジ・オーディナリー(The Ordinary)も今年は買わずに、昨年のブラックフライデーでまとめ買いしたものを使っていました。
今年もブラックフライデーの時期がやってきて、いよいよ利用する時期となりました。
ジ・オーディナリーは、カナダのブランドですが、欧州はイギリスに支社があり、ヨーロッパのネットショップはイギリスから発送されます。
ジ・オーディナリーは、イタリアでも手に入るのですが、若干オリジナルプライスより高いのと、ジ・オーディナリーのサイトでは11月23%OFFセールをしているので、やっぱりここは本家から購入したいところ。
また、以前、別サイトでジ・オーディナリーの商品を買ったときに、同じ商品でもちょっとテクスチャーが異なっていたことがあり、やはりオリジナルサイトで買いたいなというのもあります。
いままであまりまじめに読んでいなかったブレグジットに関する情報をしっかり読んだものの、けっきょくは、「関税がかかったときは受取人が負担してください」ということでした。
ジ・オーディナリーのサイトでも、ブレグジット後の説明ページがあり、そこでも、関税は購入者の負担と書かれています。
イタリア人が書いているブログやYoutubeもいくつか参考にしました。
購入金額が115ユーロ以下だったら関税はかからないということです。
それより高い金額を購入したら税金が商品代よりも高くなってしまったという人もいました。でも、メーカーに返送、再度2箱に分けてくれて送ってくれたそうです。かなり親切です😲(ジ・オーディナリーではなく、別のコスメサイトでした)
というわけで、115ユーロ以下のお買い物をすることにしました。
以前より日数もかかるかなと思いましたが、ブレグジット前と変わらず、10日間で届きました。
そして、無事に関税もかからず、普通に届きました。
ジ・オーディナリーでは、ヨーロッパ内は25ユーロ以上のお買い物で送料が無料になりますので、まとめてではなく、分けてお買い物をすれば解決できそうです。
1度で済む発送を複数回にするのは、エコではない気がしますが。。
ジ・オーディナリーは、11月中ずっとセールをしているので、荷物が届いた後、関税の様子をみてまたオーダーすることができるので、ありがたいといえばありがたいですが。。
ちなみに、インキーリスト(The Inkey List)はイギリスのブランドですが、ヨーロッパへの発送はポーランドからになったので、関税の心配はありません。
インキーリストのほうは、ゆっくりと品定めをしている最中です。