寒い日は、ほうれん草のリゾット
10月末にサマータイムも終わり、11月になり、いっきに冬模様になったフィレンツェ。
どんより曇った空、冷たく湿った風、日が一気に短くなり、心も体も冷えてきます。
そんな寒さを感じる季節に作りたいのは、リゾット。
作っているだけでもホカホカしてくるリゾットで暖をとります。
市場にほうれん草が並び始めたので、ほうれん草のリゾットを作ることにしました。
ほうれん草なんて、日本では1年中手に入る野菜ですが、イタリアでは立派な冬の野菜。
夏は、冷凍ものになってしまいます。
アツアツのリゾット、ほうれん草の野菜の味と、パルミジャーノのコクがとってもおいしい一品。
イタリアの家庭料理の定番でもあります。
ほうれん草のリゾットのレシピ
材料(2人分)
お米 160g
ほうれん草 100g
ポロネギ 40g
オリーブオイル 大さじ2
白ワイン 1/4カップ
野菜ブイヨン 約500ml
塩胡椒 適量
バター 20g
パルミジャーノ 大さじ4
作り方
① 鍋にオリーブオイルを熱し、粗みじん切りにしたポロネギを炒める。
② ざく切りにしたほうれん草を①に加え、炒める。
③ ほうれん草がやわらかくなったら、鍋から取り出し、ブレンダーで撹拌する。
④ 同じ鍋にお米を洗わずに入れ、中火で炒める。
⑤ ④にワインを入れ、蒸発させる。
⑥ 野菜ブイヨンを少しずつ入れながらお米を煮る。
⑦ お米を煮る時間の半分くらいのところで、③を加える。塩胡椒をする。
⑧ お米がやわらかくなったら、火を止め、バターとパルミジャーノを入れてかき混ぜる。
寒いといってもリゾットのペアリングワインはやっぱり白ワイン。
トスカーナ州のシンプルなトレッビアーノ種がマッチ♡