パースニップのミネストローネ
パースニップ。
先日、フィレンツェの市場でパースニップを見つけたので、買ってみました。
どうやって食べたらいいか、買うときに八百屋さんに聞いてみたら
「ミネストローネに入れるといいよ」
と教えてくれました。
セリ科の野菜で、ヨーロッパが原産とのことです。
とはいっても、今までイタリアでは食べたことがありませんでした。
八百屋さんで見かけるのも初めて。
どんな味になるか楽しみ。
早速作ってみることに。
入れたのは、ネギ、ニンジン、黒キャベツ、そしてパースニップ。
パースニップの味がわかるように、いろいろ入れるより、シンプルにこれだけ。
ネギを少しオリーブオイルで炒めて、ほかの野菜を入れて、水を入れて煮込むだけ。
煮込むこと1時間。
「甘いよ」と八百屋さんにいわれた通り、甘みがたっぷりあります。
ニンジンより甘い!
大根の食感とニンジンの野菜っぽさとセロリの苦味を足して3で割って、甘さを足したような味です。
煮くずれはまったくしません。
甘ーいダシが出て、スープが全体的に甘くなっています。
これはおいしい!
ミネストローネはたくさんの種類の野菜を入れたほうが、いろいろな野菜のダシが出て深みが出ますが、パースニップを入れれば、甘味に主張があるので、野菜の種類が少なくてもおいしく食べることができる感じです。
パスタにして食べました。
スープパスタには、小さいパスタが必須です。
小さいパスタを合わせると、全体的にデリケートな味わいになり、スープをおいしく食べることができます。
貝殻の形をした粒々のパスタを合わせました。
初めてのパースニップ。おいしい発見でした☺
ただし、味に主張があるので、毎日では飽きそう。
予想通り、今日で3日目ですが、飽きてきました。
3日目で完食。やれやれ。
ミネストローネは少量作ることができないですからね。。
でも、気に入ったので、また作ってみようと思います。