イタリアでの自主隔離が終了
日本に一時帰国し、イタリアに戻ってきて、2週間の自主隔離が終わりました。
イタリアの自主隔離は、文字通り「自主」なので、コントロールはありません。
ただし、自主隔離期間中に外出して見つかった場合、罰金があります。
街なかでは、警察が巡回しているので、「身分証明書を見せろ」といわれる可能性はあります。
ロックダウン中には、警察に止められ、「身分証明書と宣誓書を見せろ」といわれたことがあります(宣誓書は外出時に書かなくてはいけなかった自己申請書)。
でも、今は自由に外出できるまでロックダウンは緩和しているので、警察に止められることはまずありません。
自主隔離でなくても、ずっと家にいる生活なので、自主隔離中は家で静かにしていました。
自主隔離が終わり、ワインを買いにイータリーに行ってきました。
ちょうど週末だったので、街なかは、人がいっぱい。
セール中なので、店舗の前は長蛇の列。
ロックダウンが緩和になって、店舗は営業していますが、ショッピングセンターのような大きな商業施設は土日は営業禁止です。
普段、郊外のショッピングセンターでぶらぶらする若者たちが、フィレンツェの街なかに来ている様子です。
単に立って話している人たちで広場はいっぱいです。
ただただ立って話をしているだけの人で広場が埋まっている光景は、けっこう異様です。
飲食店は18時までの営業ですが、18時過ぎても、彼らは広場で単に立って話をしています。
イタリア人は話好きとはいえ、寒い中、立ちっぱなしでずっと話をしているのには感心します。
まだまだ感染が落ち着かないため、2月中旬にはオレンジゾーン(飲食店はテイクアウトのみ)になるかも、という噂もあります。
ひさびさに外に出て、複雑な思いでした。