イタリアコロナ状況、さらに厳しく
コロナ感染者数が再び増加しているイタリア。
それを受けて、10月18日、首相令が発表されました。
記者会見が21時半からおこなわれ、テレビで生中継されました。
飲食店は、着席の場合は24時まで、着席しない場合は18時までとなりました。
また、ひとつのテーブルに6人までとなりました。
テイクアウトは、24時までで店の付近では食べないこと、とされました。
地方の催事も禁止になりました。
この時期は、栗祭りやトリュフ祭りなど、秋の味覚のイベントが各地でおこなわれますが、それらも禁止になりました。
学校は、クローズにはなりませんでした。
ジム・プールは、ロックダウン後に、換気のシステムを改善させ営業を再開したため、クラスターも発生していないため、クローズにはなりませんでした。
ただし、規定にそぐわないジムもあるため、それらは今週中に改善または休業しなければなりません。さもなければ、ジム・プール自体をクローズさせると警告がありました。
「ロックダウンを回避するために、このような対策をしなければならない」
とコンテ首相は強く訴えていました。
3月のロックダウン開始のときに
「国民の命が大事」
といったコンテ首相の言葉は、国民に響き、国民はロックダウンを評価しました。
今回も、首相の言葉は国民に響くでしょうか。
ロックダウン後、経済が悪化し、再度のロックダウンはなんとしても避けたいというメッセージ、私の心には響きました。