イタリアでは形が重要
3連休のパン作り。(イタリアは、5月1日がメーデーの祝日なので3連休です)
たくさんあるイーストを消費しようと、今日作ったのは「スキアッチャータ」。
「スキアッチャータ」は、「平たい」という意味です。
材料は、フォカッチャと同じ。
小麦粉、水、オリーブオイル、塩。
分量も同じくらい。
何が違うかというと、「形」です。
フォカッチャは、少し厚みがあって丸い形をしています。
スキアッチャータは、平たくて四角い形をしています。
同じ材料のもので、「チャバッタ」もあります。
「チャバッタ」は、「スリッパ」という意味で、形がスリッパのような形をしています。スリッパというより、草履の形の方がわかりやすいと思います。
大きいものも小さいものもありますが、草履の形をしていると「チャバッタ」です。
イタリアでは、「形」が重要です。
パスタも、形によって名前がさまざまですしね。
ちょっと長くなったり、短くなったり、細くなったり、太くなったりするだけで、名前が変わります。
ちなみに、このスキアッチャータは、ライ麦で作りました。
普段は、白い小麦ではなく、全粒粉またはライ麦を食べているので、スキアッチャータもライ麦で作ってみました。
ライ麦パンは膨らみにくいですが、スキアッチャータは膨らまなくていいので、気がラクです。
オリーブオイルがけっこう入るのと、塩味が強いため、ジャムやハチミツなど甘いものとは相性が悪いので、朝食には向きません(たしかにビュッフェ式のホテルの朝食でも、スキアッチャータは出てきません)。
食事のパン代わり、またはおやつに食べます。
ここ最近、粉ものの消費がすごいです。
パン類ばかり作っているので、お菓子は1週間ほど作っていません。
パン類をたくさん食べているので、お菓子は作らないようにして、お菓子は食べていません(笑)。