~イタリアのコロナウイルス状況~北イタリアがレッドゾーンに
3月8日未明、イタリア政府は、首相令を発出し、コロナウイルス感染拡大阻止の対策として、北イタリアの「レッドゾーン」を拡大しました。
「レッドゾーン」とは、出入り禁止地域です。
自分が住んでいる市からは出ることができません。(職務上の理由、健康上の理由の移動はできます)
ミラノやヴェネツィアは、このレッドゾーンに入っています。
レッドゾーンになったのは、北イタリア中心の地域なので、フィレンツェは含まれていません。
レッドゾーンでは、学校、美術館、スポーツジムなどが閉鎖となりました。
フィレンツェでは、スポーツジムやプールは空いていますので、プールに行ってきました。
日本で、スポーツジムでの感染があったというニュースを見て、ジムは自粛していました。
家で筋トレをやっていたのですが、家でやる筋トレは限度があるので、プールに行くことにしたのです。
プールは、塩素が入っているので、水からの感染はないということなので、おそるおそる行ってみました。
「ソーシャルディスタンス1メートル以上」とされていますので、プール運営側も利用者にそれを促す支持をしないといけないことになっています。
「ソーシャルディスタンスを保つことができるよう、プールサイドに印をしましたので、それに従ってください」と、昨日、プールからメールが来ていました。
そのメールの通り、プールサイドには、2メートルごと印がされていました。
日曜日は、いつも空いていて、5人くらいしか泳いでいないのですが、今日は3人でした。
プールサイドにはだれもいない状態だったので、2メートルごとの印も、実質形だけでした。
もともと人が少ないプールですが、ますます少ない状態になっているので、休業も時間の問題かなと思いました。
ちなみに、今日3月8日は、「国際女性デー」。
国際女性デーの日のシンボルは、ミモザ花。
イタリアでは、女性にミモザの花を贈るのが習慣です。
女性限定の企画、サービスもおこなわれます。
「国際女性デーは、サンタ・クローチェ教会の入場が、女性は無料!」と聞いたので、行ってみました。
でも、閉まっていました。。
どうやら、首相令によるレッドゾーンの拡大により、フィレンツェの教会や美術館も閉館になった模様。。
サンタ・クローチェ教会のすぐ横のレストランに、ミモザが飾ってあったので、ミモザの写真だけ撮って帰ってきました。。