アルフレドのフェトチーネとは?
ローマにあるレストランのオーナー、アルフレドが作ったパスタ「アルフレドのフェトチーネ」。
フェトチーネは、きし麺のような平たい卵入りパスタで、バターとパルミジャーノを混ぜただけのシンプルなパスタ料理です。
なぜ有名になったかというと、話は1914年まで遡ります。
アルフレドが、妊娠中の奥さんのために、エネルギッシュな料理を作ろうと作ったのが、このパスタでした。
とてもおいしかったので、彼女はアルフレドに、レストランのメニューに入れることをすすめ、このパスタは、レストランの名物料理になりましたが、ある日、ハリウッドスターが、この料理を食べた時に絶賛しました。
そして、彼らは、金のスプーンとフォークをアルフレドにプレゼントしたのです。
それ以来、このシンプルなパスタは、超有名になったのでした。
先日、テレビのニュースで、このアルフレドのパスタが紹介されていたので、食べたくなり、作ることにしました。
材料は、パスタとバターとパルミジャーノだけなので、本当にシンプルです。
コツは、混ぜかた。
温めておいた大きなお皿の上に、バターをぎゅっとつぶしておきます。
ゆであがったパスタと、少しのゆで汁と、パルミジャーノを加えて、フォークとスプーンを使って混ぜます。
全体的にクリーミーになったら完成です。
シンプルなだけに、材料がものをいうので、バターはおいしいものを使うこと。
パスタは、手打ちすること。
パスタを作るのは面倒という人は、市販のものでも大丈夫ですが、その時は、生パスタの方がよいです。
生のパスタの方が、パスタがバターの味に負けないので、よりおいしいです。
バターは、味が強いので、パスタの味が負けてしまうと、単にバターを食べているような、あまり美味とはいえない料理になってしまう可能性があります。
私が作った量は、下記です。
人数分を掛け算してくださいね。
【材料】1人分
バター 25g
パルミジャーノ 15g
バターは、脂肪分が多く、胃にはよくないので、私はひかえめにしましたが、バターをたっぷりにすると、コクがでます。
最近は、胃も元気になってきたので、ひさしぶりにバターを使った料理を食べましたー。
バターの味がしっかりしているので、ワインも負けないよう、リースリングを合わせました♪
たまには、こってりした料理もいいですね♡