イタリア版キッシュのトルタ・サラータ
イタリア語では、キッシュは「トルタ・サラータ」。
「サラータ」は、塩気のあるという意味で、「トルタ」はタルト。つまり、「塩気のあるタルト」という意味で、デザートの甘いタルトと区別をします。
キッシュは、どちらかというと、卵がたくさん入って、高さもあるものが多いですが、「トルタ・サラータ」卵は少なめで、平べったいです。
また、キッシュは、生クリームが入って、しっとりしていることが多いですが、トルタ・サラータは、生クリームを入れなくてもできます。
代わりに、リコッタチーズを入れてしっとりさせるレシピもありますが、私の作るトルタ・サラータは、生クリームも入らず、リコッタチーズも入らないので、乳脂肪分がないので、胃にもやさしく、とってもライト。
野菜の具がメインです。
なので、野菜を食べたいけど、野菜炒めや、茹でた野菜ではさみしいというときによく作ります。
具は何でもいいのですが、今回は、ズッキーニをたくさん入れてみました。
キッシュは、玉ねぎが入ることが多いですが、玉ねぎは、胃にはやさしくないので、胃弱の私は、たっぷりのポロネギを入れます。
でも、これがあま味がでてすごくおいしい!
通訳をしている料理教室でも、ポロネギが3本も入ったトルタ・サラータを作ったことがあります。
こんなに野菜がたくさんでいいの?っていうくらいフライパンに野菜がこんもりとなりますが、意外と平べったく、薄くなります。
(使ったのは、直径22センチです)
生地は、市販の冷蔵生地シートですが、イタリアの冷蔵生地シートは、バターが入っていなく、ライトなので、愛用しています^^
大きいのに、卵は2個なので、ヘビーにならず、これだけで食事にもなっちゃうくらいです。
ネギとニンジンは、いつでも冷蔵庫にあるので、ネギとニンジンで作ったり、ジャガイモを入れたり、カボチャを入れたり、とにかく、なんでも入れることができるのに、みためもよい優秀な料理です♪