成分主義のプチプラスキンケア「インキーリスト」
高品質、高濃度、低価格で有名なスキンケアブランドのThe Ordinary(ジ・オーディナリー)を使っている人なら、必ずといっていいほど次に試してみるブランド「インキーリスト(The Inkey List)」。
インキーリストは、ジ・オーディナリーと同様のコンセプトで、高品質、高濃度、低価格。成分が商品名になっているというところも同じです。
インキーリストはイギリスのブランドで、2018年設立と後発なため、ジ・オーディナリーのまねっこのようにもいわれますが、インキーリストのほうが消費者にとってわかりやすいようになっています。
ジ・オーディナリーは、成分主義なだけあって、成分を知らないと商品を選ぶことができません。インキーリストは、同じく成分主義ですが、「シワ」「ニキビ」など肌悩みごとに商品をおすすめしてくれるので、初心者にもやさしい設計になっています。
また、インキーリストはサイトに「レシピ・ビルダー」というものがあって、質問に答えていくと自分に合った商品がわかるようになっています。
これは、初めて使う人にはとっても便利な機能です。
ジ・オーディナリーのいくつかの商品を使い切ったので、今度はインキーリストを試してみようと、ここ2カ月ほどインキーリストを使っています。
ジ・オーディナリーと同じ成分の商品で、インキーリストのほうがよかったものをご紹介します(個人の意見です)。
1.ナイアシンアミド
ナイアシンアミドは、ビタミンB3で、皮脂量を調整してくれる成分です。
日本では2018年に厚生労働省がシワ改善効果の有効成分として承認した成分で、美白効果もあるとされています。
ジ・オーディナリー、インキーリストともナイアシンアミドの配合量は10%。
ジ・オーディナリーのナイアシンアミドは、上に重ねるものによってモロモロしてくるのですが、インキーリストのナイアシンアミドはモロモロしてこないので、インキーリストのほうがよかったです。
ジ・オーディナリーのナイアシンアミドが、モロモロする人は多いようなので、モロモロする人はインキーリストがオススメです。
2.ヒアルロン酸
言わずと知れたうるおい成分のヒアルロン酸。
こちらも配合量は、ジ・オーディナリーと同様で2%。
テクスチャーは、ジ・オーディナリーのヒアルロン酸のほうがとろっとしています。
そのせいか、ジ・オーディナリーのヒアルロン酸は、重ねづけするものによっては少しモロモロが出ます。
なので、これもインキーリストのほうが好きでした。
ジ・オーディナリーでは、サラサラしたマリンヒアルロン酸があります。モロモロを回避したい人はマリンヒアルロン酸を使うとよいです。
ただ、サラサラしすぎていて化粧水のようなので、美容液としては私にはちょっと使いにくく(顔に垂らしても、たらーっとすぐ垂れてくるので、おでこに垂らして目に入ったことが何度かあります😨)、やはりインキーリストのヒアルロン酸が勝ち。
3. カフェインアイクリーム
カフェインは目元のクマや小ジワを改善してくれます。
ジ・オーディナリーは「カフェイン・ソリューション」というスポイト式の液体ですが、インキーリストはクリームです。
ジ・オーディナリーのカフェイン配合量は5%と明記されていますが、インキーリストは配合量が表示されていません。
ジ・オーディナリーはクマの改善をうたっていますが、インキーリストは小ジワの改善もうたっています。
私には、ジ・オーディナリーのカフェイン・ソリューションは乾燥する印象でした。
乾燥すると余計小ジワが目立つような気がして、これもインキーリストに軍配が上がりました。
スキンケア商品は、使ってみないとわからないもの。
プチプラだと、トライしやすくて消費者としては大変ありがたいです。
私はThe Inkey Listの公式サイトから購入していますが、日本ではLookfantasticが正規販売代理店となっています。