「寿司スパークリング」が意外とおいしかった!
「寿司スパークリング」と日本語で書かれたエチケットのスプマンテ。
興味本位で買ってしまいました。
世界の寿司ブームにのってウケ狙いで造られたワイン、という勝手なイメージでした。
ビジュアル重視で、たいしたことないワインだと思っていました。(ごめんなさい!)
意外や意外(再度ごめんなさい)、寿司のことをきちんと考えて造られたワインで、おいしいワインだということがわかりました!
じつは、ビジュアルもちょっと微妙だと思っていました。
思いっきり日本語で「寿司スパークリング」と書かれたフォントも微妙。。
縦書きも鯉も「イタリアから見た日本」という感じで、日本人としては、ちょっとイマイチだなと。。イタリア人は好きそうですが。
陶器をイメージしたと思われる白いボトルはオシャレだとは思います。
ただ、中身がみえないので、ますますあやしいと思ってしまいました(笑)。
ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、かんじんの味は、、、
おいしい!!
フラワリー、フルーティー、酸味、ミネラル、これらのバランスがとってもよいです。
この4つの要素を円グラフにしたら、凸凹のない線になるような感じ!
プロセッコと同じブドウ品種のグレラですが、プロセッコのようなフルーティーな甘さはありません。果実味は柑橘系で、キリッと辛口です。
酸味も、とがっていなく、すがすがしい感じ。
ドライな印象を黄色い花のニュアンスがやさしく全体を包んでくれます。
寿司のデリケートな味わいとマリアージュしてくれます。
寿司に限らず、繊細な味わいの和食ともぴったりだと思いました!
和食を食べるときにまた飲みたいなと思わせてくれるワインでした。
これを飲むために作ったのは、太巻き。
生の魚を食べることが困難なフィレンツェでは、握りではなく、巻き寿司になってしまいます。
日本の魚が恋しい!