コロナ禍の夏のセール
イタリアの今年の夏のセールは、8月1日に始まりました。
例年、7月初旬からなので、約1か月遅れてのスタートです。
セール前半はフィレンツェの町なかは、セール品を求めてショッピングする人たちでいっぱいになりますが、今年はまったく混んでいません。
観光客が激減したということもありますが、イタリア人も買い控えをしていてセールの賑わいはありません。
フィレンツェのセールの初日の売上の昨年比は、マイナス75%だったそうです😨
25%マイナスではなく、75%マイナスです!
小売店は、ロックダウンで2か月以上休みだったため、売上を挽回するためにセール前もひそかに割引をおこなって、顧客を呼び込んでいました。
そのため、8月1日から一斉セールという刺激もありませんでした。
テレビのニュースで、フィレンツェの店の従業員が、
「私たちは、暑いのは慣れているけど、人がいないのは慣れていない」
と言っていました。
まさにその通りです。
店の中に一定人数以上入ることができないため、人が少し増えると並んで待たなければいけないというのも、買い物意欲を低下させます。
セールの時期に人があふれないフィレンツェは今後の経済が心配になります。。