フィレンツェでは魚は特別な日に食べる
魚はめったに食べることがないフィレンツェ。
フィレンツェは内陸なので、伝統的に肉文化。
肉の名物料理はたくさんありますが、魚の名物料理はまったくといっていいほどなく、あえていうとバッカラ(干し鱈)。
魚とはいえ、干してあるので、やっぱり保存食になってしまいます。
フレッシュな魚とは縁のないフィレンツェですが、流通もスムーズな現代、最近は魚のレストランもブームになっています。
そうはいっても、魚は肉より、値段がかなり高いので、デイリーな食材ではありません。
私は、日本にいた頃は、毎日魚を食べていて、肉は1か月に1回くらいという食生活でしたが、今はそれが逆転して、毎日肉で、1か月に1回魚になっています。
いや、3か月に1回くらいかも。。。
そこまで食べる機会が少ないと、食べるときは特別感があります。
特別な日には、魚になり、「スペシャルメニュー」になるわけです。
自分の誕生日に作ったのは、魚介のスパゲッティーと、鯛の包み焼き。
魚料理は、スプマンテと相性がいいので、特別な日に開けるスプマンテもぴったりマリアージュして、特別感が倍増します。
ふと考えると、日本だったら、全然普通のメニューですねΣ( ̄ロ ̄lll)
日本にいた頃は、牛肉の煮込みに赤ワインが特別な日のメニューだったのが、今では日常メニュー。
どちらがいいかは、、、
難しいです。