イタリアの野菜、スカローラの食べ方
イタリアでよく食べられている野菜「スカローラ」。エンダイブの一種です。
エンダイブはチコリの仲間で、苦味が特徴の野菜。
スカローラは、エンダイブのような見た目です。
エンダイブは葉が縮れていますが、スカローラは縮れていません。
スカローラ↓↓↓↓
スカローラは、フィレンツェのスーパーでも、よく見かけるポピュラーな野菜。
チコリの仲間だけあって、スカローラも少し苦味があります。
生でも食べることができますが、生だと厚みのあるところが少しかたく、繊維質がある感じです。
生でなければ、炒めて食べるのがポピュラーです。
炒めたスカローラを入れた包み焼きピッツァは、ナポリのクリスマス料理として知られています。
スカローラの炒めものというと、なんとなく南イタリアの料理のイメージです。
南イタリアでは、アンチョビやオリーブ、ケイパーがよく使われます。
野菜の炒めものにも、やっぱりアンチョビとオリーブのコンビ。
食欲をそそる組み合わせ。スカローラの苦味ともよく合います。
炒めるだけの簡単レシピ🔪
イタリア式スカローラ炒めのレシピ
材料(3人分)
スカローラ 1個
オリーブ 50g(10~12個)
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク 1片
アンチョビ 1枚
塩胡椒 適量
作り方
① フライパンにオリーブオイルとみじん切りのニンニクを入れ、弱火で熱する。
② オリーブオイルの香りが出てきたら、アンチョビとオリーブを入れる。
③ アンチョビが溶けたら、スカローラの葉を入れ、蓋をして、弱火~中火で約15分蒸し焼きする。
④ まだ水分が残っていたら、蓋をとって水気を蒸発させる。塩胡椒する。