無人の悪夢、美しい夢
イタリアのロックダウンは、今日4月3日までの予定でしたが、4月13日までに延期されました。
フィレンツェでは、先日、子どもと散歩していた人が400ユーロの罰金となったと聞きました😨
散歩は、家の周辺で単独でおこなうことは許されていますが、「家周辺」とは家から200メートルだそうです。
子どもとの散歩は、親一人のみの同伴が許されていて、やはり家周辺のみです。
ジョギングは禁止といわれていましたが、家周辺の運動はいいそうなので、半径200メートルの範囲ならできるのかな?と疑問です。
私はジョギングもやめましたし、食料調達とゴミを出す以外は、外に出ず、家にいます。
外に出ると、夢の中にいるような気になります。誰もいないドゥオーモ広場や共和国広場、メインストリートは不気味で、封鎖から1か月近く経とうとしているのに、まだ慣れません。
外に出るたびに、映画「バニラスカイ」でトム・クルーズが無人のタイムズスクエアで呆然とするシーンを思い出します。誰もいない町は、悪夢として描かれていますが、まさに今はその悪夢が現実です。
人がいっぱいのフィレンツェは、もはや夢のようで、もうどちらが夢なんだか、現実なんだかわらかなくなってきました。
ロックダウン直前に撮った動画がそのままになっていたので、編集しました。
美しい教会も、今は夢のようです。
ここは、私が親しくしているセニョーラが、毎週日曜日にミサに通っていた(今となっては過去形)教会です。
「すごく美しい教会だからあなたも行ってみなさい」といわれて行った記憶があります。
いつ見ても美しいなぁ、と思いながら、編集していました。
悪夢の中で、美しい夢を見た現実でした。
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