
赤米でヘルシーランチ
古代米のひとつといわれている赤米。日本では白米に混ぜて使われることが多いですが、イタリアでは、赤米は赤米だけで食べます。
赤米は文字通り赤い色をしたお米で、イタリア語でもそのまま「リーゾ・ロッソ(リーゾはお米、ロッソは赤)」。

赤いのは、タンニンが含まれるからです。
パスタの国と思いきや、イタリアのスーパーでは、白米、玄米、赤米、黒米など、たくさんの種類のお米が売られています。白米は、粒が小さいもの、大きいもの、丸いもの、細長いもの、いろいろあって迷ってしまします。
近年のヘルシーブームで、赤米や黒米も人気です。
赤米や黒米は、パサパサしているので、日本では白米と混ぜて使われるのでしょうが、プチプチした食感が私は好きです。
今日のランチは、赤米。

赤米は、ゆでるのに40分くらいかかります。
炊飯器で炊くと、モソっとした感じになるので、私は鍋を使っています。(イタリアには炊飯器がないので、イタリア人はみんな鍋を使いますが)
イタリアでは、たいてい野菜や豆などの具材を混ぜて食べます。
チャーハンのようには炒めず、ゆでた赤米に具材を混ぜるだけです。
赤米のパッケージの裏の栄養成分表記を見ると、

100gあたり
エネルギー量 350 kcal
脂質 2 g
炭水化物 74g
食物繊維 2.2 g
タンパク質 7.8 g
となっています。
私が通常(といっても週1回のリゾット)食べている白米は、
100gあたり
エネルギー量 348 kcal
脂質 1 g
炭水化物 77.3 g
食物繊維 1 g
タンパク質 6.9 g
と書かれています。
カロリーはほぼ同じですが、赤米の食物繊維は白米の2倍。
それだけで、ヘルシーということがわかります。
ただし、消化にはあまりよくないので、よく噛んで、ゆっくり食べることが必要。
白米と比べて、腹持ちがいいです。
赤米は、脂肪燃焼効果があるので、ダイエットをしている人にもおすすめですね。
また、赤米は、美肌(抗炎症)効果があります。積極的に食べたい食品です♪
今日、赤米に混ぜたのは、ニンジン、芽キャベツ、ヒヨコ豆、大豆。
ヘルシーなランチになりました。