トスカーナ料理「フリカッセア」とは
フランス料理のフリカッセをアレンジしたトスカーナ料理「フリカッセア」。
れっきとしたトスカーナ料理です。
フランスのフリカッセは、肉をバターで炒め、最後に生クリームを入れる汁が多めの料理ですが、トスカーナのフリカッセアは、生クリームは使わず、卵黄とレモンを入れます。
汁は少なく、とろっとしたソースのような感じです。
鶏肉で作るのが一般的。
ソースがとろ~っとして、鶏肉はやわらかい~。食欲をそそる一品です。
鶏肉のフリカッセアのレシピ
材料(3人分)
鶏肉(骨付き。モモや手羽元) 800g
玉ねぎ 1/2個
オリーブオイル 大さじ3
ワイン カップ1
小麦粉 小さじ1
卵黄 2個分
レモン 1/2個
ローズマリー 1本
セージ 1本
塩胡椒 適量
作り方
① 鍋にオリーブオイルを熱し、ローズマリー、セージ、みじん切りの玉ねぎを弱火で炒める。
② 玉ねぎがしんなりしたら、鶏肉を入れ、焼き色がつくまで中火で焼く。
③ ワインを入れ2~3分したら、火を弱め、約45分煮詰める。
④ ボウルに卵黄とレモン汁を入れて混ぜておく。
⑤ ローズマリーとセージを取り除き、塩胡椒をし、小麦粉を入れ、2~3分煮詰め、火を止める。
⑥ 火を止めたらすぐ⑤に④を入れ、とろっとなったら出来上がり。
合わせるワインは、白ワインが合うと思いきや、キャンティがぴったりです。
トスカーナ料理ということで、キャンティを合わせるのが王道のペアリング。
レモンが入っているので、白ワインの酸味は意外と強すぎて、キャンティの酸味がちょうどいい感じです。
合わせたのは、サルケートのキャンティ。
モンテプルチアーノでサステイナブルにワイン造りをしている造り手。
やさしい味がして、マリアージュ♡