イタリアの地味なクレンジングオイルが優秀
イタリアでは、クレンジングは、拭き取りタイプのクレンジングミルクとクレンジングウォーターが主流です。
洗い流すクレンジングオイルやクレンジングバームは、ほとんど見かけません。
ボディ用のクレンジングオイルはいろいろあるのですが、フェイス用のクレンジングがないのです。
昨年あたりから、ニベアのフェイス用のクレンジングオイルを見かけるようになりましたが、ほかのブランドではあまり見たことがありません。
私は、脂性肌で、クレンジングオイルを愛用しているのですが、イタリアで見つからないので、日本からクレンジングオイルを持ってきていました。
ここ2年くらいは、インキーリストのクレンジングバームを使っていて満足しているのですが、そろそろ使い終わるし買わなきゃなと思っていたときに、なんと、イタリア製のクレンジングオイルを発見しました。
EuPhidra(エウフィドラ)という薬局で売っているブランドです。
イタリアの薬局のスキンケアの定番といえば、ラ・ロッシュ・ポゼです。
ラ・ロッシュ・ポゼをはじめ、薬局のドクターズコスメはフランスのブランドが多く、そしてドイツ、アメリカのブランドが並んでいます。その中に紛れて、ひっそりと売られているのがエウフィドラ。
エウフィドラは、 1947年に製薬会社から誕生したイタリアのスキンケアブランドです。
EuPhidraの公式サイトはこちらから。
エウフィドラを知ったきっかけは、炎症肌用のクリームです。
そのクリームがとてもよく、ほかにどんなラインナップがあるのかな、と調べてみたところ、クレンジングオイルがあることを知りました。
イタリアの薬局は、カウンセリング型の接客で、薬剤師さんが対応してくれるため、目的なしに薬局内に入ることは基本的にはありません。
商品をただ見るだけのために店内をうろうろしにくいため、ドクターズコスメブランドの開拓はあまりできません。
なので、エウフィドラの存在を知らなかったのです。
さっそくクレンジングオイルを買って使ってみたら、
かなりよいです!
かなりさらさらしたオイルですが、洗浄力がしっかりあり、でもしっとりした洗い上がり。
デパコスのクレンジングオイルかと思うくらいです。
ホホバオイル、ココナッツオイルが含まれていて、カレンデュラとビタミンE配合と書かれています。
カレンデュラは炎症抑制効果、ビタミンEは抗酸化作用があります。
そして、防腐剤フリー、パラベンフリー、シリコンフリー、ワセリンフリーです。
敏感肌でも使うことができるやさしいクレンジングで、でもしっかり汚れを落としてくれる優れもの。
こんな優秀なものが近くにあったとは、もっと早く知りたかったです。
これで、イタリアでのクレンジングオイル探しから卒業できました。