イタリアのクリーニング屋
イタリアのクリーニング屋さんってどうなの??
私はイタリアのクリーニング屋さんで何度も失敗しています。
今回は、イタリアのクリーニング屋さんの失敗談をご紹介します。
フィレンツェの街なかには、いくつもクリーニング屋さんがありました。
それが、数年前から、フィレンツェは「観光の街」と化して、どんどんクリーニング屋さんがなくなっていきました。
ドゥオーモの近くは、生活する人がどんどん減り、観光客ばかりになったので、観光客が利用しないお店は次々と消えていったのです。
クリーニング屋さんもそのうちのひとつ。
クリーニング屋さんがなくなったあとは、パニーノ屋さんなど、飲食店になっていきました。
街なかにあったクリーニング屋さんは、お店内でクリーニングをして、アイロンをかけるという個人経営の商店でした。
丁寧に洗ってアイロンをかけてくれていたので、とっても気に入っていました。
それが、ひとつなくなり、ふたつなくなり、とうとう家の近くのクリーニング屋さんは全部なくなってしまいました。
そこで、利用し始めたのは、郊外のクリーニング屋さん。
チェーン店なので、店内でクリーニングするのではなく、まとめられて洗われるクリーニング屋さんです。
失敗談は、次の通り。。
縮んだ!
ニットをクリーニングに出したときに、少し縮んでできあがってきました。
もともと大きめなニットだったので、ちょうどよくなったくらいで気にしていませんでしたが、2回目にクリーニングしたら、また縮んでかなりきつくなってしまいました。
しかも、丈が15センチくらい縮んだ😨😨😨
気に入っていたのに。。
丈が短くなりすぎたので、もう部屋着にするしかなくなりました。。
ファスナーが壊れた!
ジップアップのニットをクリーニングに出したときに、ファスナーが壊れてしまいました。
ファスナーがうまくかみ合わなくなってしまって、ファスナーを閉めることができなくなってしまいました。
しかたなく、手芸屋さんでファスナーを購入して付け替えました。
ファスナーが壊れたのは今までで3回。ニットが2回、コートが1回。。
ファスナーがおしゃれなものもあったのに。。
ファスナーの引手が変色した!
ジップアップのニットをクリーニングに出したときに、ファスナーの引手が変色してしまいました。
シルバー色が赤っぽくなってしまいました。
磨いてみましたが、きれいにならず。。
ブランドネームが入っていて、大きめの引手で、それがポイントになっているニットでもあったので、ちょっとショック。
遠くから見れば目立たないので、そのまま着ています。。
ボタンが欠けた!
ボタンのニットをクリーニングに出したときに、ボタンのふちが欠けました。
これは頻繁にあることで、貝ボタンはよく欠けます。
ブランドネームが入っているボタンや、換えのきかないようなおしゃれなボタンのときは、店員さんからも「ボタン取り外しておいたほうがいいわよ」といわれます。
今は、大切なボタンの場合は、ボタンを取り外してからクリーニングに出すようにしています。
また縫い付けなくてはいけないので、面倒です。。
凸凹が平らになってしまった!
これは唯一、個人商店のクリーニング屋さんで起こった出来事。
フラワー柄のエンボス加工が施してあるジャケットをクリーニングに出したときに、アイロンが強かったのか、平らになっていました!
凸凹がおしゃれな布だったのに、平らになっては単なる黒のジャケットです。。
丁寧にアイロンをかけるがために、かけすぎたのでしょうか。。
イベントのときなど、いざというときに着ていたおしゃれ着だったのですごいショック!
どうすることもできないので、そのまま着ていますが。。
自分で洗うことができるものは自分で洗うので、クリーニング屋さんにもっていくのはおしゃれ着やコート。
なので、失敗するとかなりショックです。
いいクリーニング屋さんを見つけたい。。