イタリアの飲食店の給付金
日本では、新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言が再発出されました。対象は、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県で、期間は1月8日から2月7日までの1か月間。
それに伴い、政府は飲食店などに営業時間を午後8時までとするよう要請し、期間中要請に応じた店舗には1日あたり6万円の協力金を支給されます。
イタリアでは、3月から5月の間、約3か月、11月から12月にかけての約1か月、そして、クリスマスと年末年始のロックダウンと、飲食店は休業を余儀なくされました。
今までは飲食店を対象とした給付金はなく、クリスマスになってやっと支給されることになりました。
2019年4月と2020年4月の売上の差の20%が支給されます。
例えば、2020年4月の売上が10,000ユーロで、2019年4月の売上が16,000ユーロだった場合、差額が6000ユーロで、その20%の1,200ユーロが支給されます。
なお、売上が大きくなると、支給額のパーセンテージが低くなります。
年間売上が40万ユーから100万ユーロの場合は15%、100万~500万ユーロの場合は10%となります。
1月6日にクリスマス期間が終わり、1月7日、8日と飲食店は営業可能になりました。
と思ったら、1月9日(土)、10日(日)はまた休業命令。
やっと1月11日(月)から営業できるようになりました。
またいつロックダウンになるかわからない不安定な状態が続いています。