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市場肉屋

フィレンツェ、ドーナツ化現象が浮き彫りに

イタリアでは、コロナウイルス感染拡大阻止の対策として、外出時には、自己宣誓書に、外出の目的を記入して携帯し、不要不急の外出は禁止されています。

昨夜、自己宣誓書のフォーマットがまた改訂されました。

これで4度目です。

 

昨日、中央市場に食料調達のために、外出したので、その際に印刷して記入したばかりなのに。。

またまた印刷しなければ。。

 

昨日、中央市場で買い物をしたときに、鶏屋さんで買った鶏を置いてきてしまったので😨、今日取りに行かなければいけない羽目になりました。

なので、昨夜改訂された自己宣誓書を印刷して、記入して、市場に再度市場に行ってきました。

 

郊外のスーパーマーケットは、長蛇の列で、いつも混んでいるのに、中央市場はいついってもガラガラです。

 

昨日、鶏屋さんと話したときも、「ほとんどお客さんはいない。。この辺には、もう人は住んでいないんだ」と言っていました。
(話をしていたので、かんじんの鶏を忘れてきました汗)

 

フィレンツェの街の真ん中にあるドゥオーモから、徒歩5分のところにある中央市場の周りは、ホテルや、民泊、外国人向けアパートメントばかりで、市民はほとんど住んでいないのです。

私は、数少ない住民のひとりで、中央市場は、私の胃袋。野菜、果物、肉、チーズは、市場で買っています。

 

フィレンツェは、ここ数年、観光が盛んになりすぎて、市民は中心街に住みにくくなりました。

特に、子どものいるファミリーにとっては、本当に住みにくいと思います。

物価が高い、子どもの遊び場が少ない、学校が少ない、駐車場が少ない、クリーニング屋など生活に必要な店が少ない、騒音などなど、住みにくい点を挙げるとたくさんあります。

市民は、どんどん郊外に出ていき、ドーナツ化現象が顕著になりました。

 

肉屋さんも、いつもは肉が山積みになっているのに、お客さんが少ないせいか、肉もすごく少なかったです。

市場肉屋

ちなみに、私が鶏を忘れたのは鶏屋さんで、写真は、肉屋(牛肉&豚肉)さん。イタリアでは、鶏と、肉(牛肉&豚肉)は、別のお店です。
また、黄色と黒のテープは、これ以上前に出てはいけません、という印で、お店の人とのソーシャルディスタンスを保つためのものです。

 

中央市場は、周辺のレストランの人が仕入れにも来ていたため、レストランが休みとなった今は、レストランからの注文もないし、人は住んでいないし、、、ダブルパンチです。

 

がらんとした市場を訪れるのは、これで3回目。

もともと中心街の住民は少ないことは、知っていましたが、それを目のあたりにして、現実をつきつけられたような気分になりました。

 

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